今年9月に東京で開催され、大いに盛り上がった「世界陸上」。東京開催はじつに’91年以来、34年ぶりとなった「世陸」。9月13日から9日間の全日程を終え熱狂のうちに幕を下ろした。
しかし、スペシャルアンバサダーを務めた織田裕二(57)にとっては“最後の大会”となった。
「織田さんは‘97年から’22年までの13大会連続、25年間にわたって『世陸』を放送するTBS系番組のメインキャスターを務めたあと、番組を卒業。今回、2大会ぶりに“スペシャルアンバサダー”という新たなポジションで復活することになりました」(スポーツ紙記者)
そうして始まった“織田再登場”の今大会の世帯平均視聴率は連日14%超えを果たし、初日には最高瞬間視聴率21.9%を達成するなど、根強い人気を伺わせた。
「織田さんがいなかった前回のブダペスト大会の世帯平均視聴率は約7%。放送時間帯が違うので単純な比較はできませんが、それでも今回の高視聴率に織田さんが大きく貢献していることは間違いありません」(テレビ局関係者)
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これまでに「地球に生まれて良かった〜!」「霊長類なめんな!」などの名言を残してきた織田。キャスター就任当初は“タレント起用”だったり“うるさい”といった批判を浴びることも多かったが、ファンや業界関係者含め、改めて大きな存在が見直されている。
しかし、織田は本大会終了後の番組の中で、「次は2年後の中国・北京での開催です。私はテレビの前でビール片手に楽しみます」「お叱りの言葉もたくさんあることを踏まえて、体力の限界! 楽しいうちにやめたい。もう迷惑かけちゃう。老兵は去ります」と、引退を表明。ファンを落胆させた。
前出のテレビ局関係者も、「TBSの局内でも、やはり織田さんでないと世陸は始まらないといった認識が広がっています。長年に渡り世陸に携わってきたことによる選手たちの知識やリスペクト。番組で見せる喜怒哀楽のわかりやすいリアクションや熱い解説。そして、何より番組にかける情熱です。もはや“世陸=織田裕二”であり、余人に代えがたいと2年後の北京大会も交渉を続けるでしょう」と話す。
果たして、織田はこのまま引退してしまうのか……。そんななか、本誌は織田の本音ともいえる言動をキャッチした。
「ちょうど世陸が終わるくらいの頃、織田さんが都内のバーで友人たちに“世陸はまだまだ続けたい”“60歳になるまでやり切りたい”と話していたそうなんです。織田さんは今年で58歳ですから、あと2年。ちょうど北京大会が2年後にありますから、引退宣言を撤回して、なんらかの形で世陸に出てくれると願いたいのですが……」(芸能関係者)
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2年後の世陸に織田が帰ってキテーー!
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