俳優で画家の片岡鶴太郎(70)が、15日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月〜木曜深夜1時)に出演。NHK大河ドラマでの役作りについて話した。
片岡は大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で江戸時代に妖怪の絵などを描いた鳥山石燕を演じている。この日の共演者のタレント松村邦洋(58)に「大河ドラマでは、今まで歴史上の人物ではあるけれども、あまりフューチャーされていない、本当にコアな人しか知らない方をさせていただいているので。それは私にとっては、ものすごくやりがいのある仕事ですね」と話した。
大河ドラマでは、91年「太平記」の鎌倉幕府14代執権北条高時などを個性的に演じてきた。「高時をやっているとき、当時私のそばにずっとついていた姓名判断の先生がおられて。その先生に役がくると(判断してもらう)。例えば『北条高時って姓名判断的にはどうなんですか?』。そうすると、だいたい一致するんですよ、脚本に書いているキャラクターと」と言った。
高時については「(先生が)『甲高い声ですね』と言うわけですよ」。そして「回れ回れ」というセリフを、「最初は脅しの声で考えていたのね。ところが甲高い、って言うので、だったらこれを…」と実際に演じた際の甲高くゆったりとした口調で再現した。「その1発で高時のキャラクターが決まったの」と話した。
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