「ニトリの12kgドラム式」家事時間を短縮 共働き世帯市場を狙う

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2025年10月16日 12:01  ITmedia ビジネスオンライン

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ニトリ、2025年版のドラム式洗濯乾燥機

 ニトリ(札幌市)は、「12kgヒートポンプ ドラム式洗濯乾燥機(ND120HL1)」を10月下旬に発売する。価格は14万9900円。


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 共働き世帯や家族全員が忙しい毎日の中で「洗濯から乾燥まで一気に終わらせて家事の負担を減らしたい」「天候や花粉を気にせずいつでも洗濯をしたい」という声が増えていることから、ニトリでは2024年11月に同社初のドラム式洗濯乾燥機を発売。そのドラム式洗濯乾燥機の2025年モデルとなる。


●前年モデルから進化


 ND120HL1では、新たにサポートヒーターを搭載。乾燥前にドラム槽内を効率的に加温することで、乾燥効率を高め、よりスピーディーな乾燥を可能にした。省エネ性能に優れたヒートポンプ乾燥と、サポートヒーターによるパワフルな加熱乾燥を両立させたことで、大容量の洗濯物でも、衣類をやさしく、しっかり、ふっくらと仕上げられるようにした。


 合わせて、熱交換ユニットとサポートヒーターを本体上部に配置したことで、温風の通り道を短くし、熱効率を向上。洗濯容量は12キロ、乾燥容量は7キロと大容量化を実現した。


 高濃度洗剤液を泡シャワーで繊維の奥まで浸透させることで、がんこな汚れも効率的に除去。より強力な洗浄が必要な場合には、約20〜60度まで設定可能な「温水洗浄コース」を設け、洗浄効果の最適化を実現した。


●新搭載の「空間除湿」機能


 新搭載の「空間除湿」機能では、吸気口から水分を含む空気を吸い込み、ヒートポンプ機能で除湿。除湿水は自動排水機能を搭載し、タンク管理の手間を不要とする仕様とした。


 ニトリのドラム式洗濯乾燥機として初めて、洗剤・柔軟剤自動投入機能を搭載。洗剤1000ミリリットル、柔軟剤600ミリリットルの大容量タンクで、毎回の計量・投入の手間をなくした。


 熱交換器、乾燥フィルター、自動パッキン洗浄機能を備え、日常のメンテナンス作業を最小化。大型排水フィルターを採用し、自動お掃除機能で洗い流された糸くずやホコリを効率的にキャッチする設計とした。



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