久石譲、ハリウッド映画初挑戦は「全てが新鮮」「満足のいく仕事ができた」 日本限定OST発売決定

0

2025年10月16日 12:11  オリコンニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

オリコンニュース

映画『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』(12月19日公開)音楽を担当した久石譲
 日本を代表する音楽家・久石譲がハリウッド作品に初参加した映画『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』(12月19日公開)の日本版予告&ポスターが解禁となった。また、久石から「全てが新鮮」「とても満足のいく仕事ができたと感じています」とコメントが到着。日本版サウンドトラックの発売も決定した。

【動画】映画『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』日本版予告

 本作は、アカデミー賞にノミネートされるなど名実ともにハリウッドの大人気俳優として知られるコリン・ファレル&マーゴット・ロビーがダブル主演を務める、るファンタジック・ヒューマンドラマ。監督は『アフター・ヤン』で注目を集めたコゴナダが務める。

 もしも人生をやり直せる不思議なドアがあったら?――友人の結婚式で出会った男女がレンタカーのカーナビに導かれてたどり着いた、奇妙な“ドア”。通り抜けると<人生で一番やり直したい日>へとタイムスリップしていた…。“ドア”は過去へつながっており、ふたりは人生のターニングポイントとなった出来事をもう一度やり直すことで、自分自身、そして大切な人たちと向き合っていく──。

 解禁された日本版予告では、前半部分に久石が手がけた劇中音楽が使用されており、本作の美しくも不思議な世界観が見事に表現されたメロディが鳴り響く。大草原にぽつんと佇む“赤いドア”や植物園のような場所に現れた“青いドア”といった、本作のキーアイテムである<時空旅行へと誘うドア>をはじめ、その向こう側に広がる幻想的でロマンティックな世界が美しくエモーショナルに描かれた予告となっている。

 今回がハリウッド初進出となる久石は「全てが新鮮で、どのように曲を作っていったら良いかをたくさん考えました」と振り返り、「トラウマを持っている男女が過去と向き合いながら心を通わせていくというストーリーの、ハートウォーミングなところを感じていただけるよう心がけました」とコメント。

 コゴナダ監督については、「彼は本当に素晴らしいです」と褒めたたえ、「まるで絵画のように綺麗な映画を撮られる方なので、その映像とマッチングするようにしっかり書こうと思いました」と語り、結果として「ハリウッド映画ということでポップスミュージックも多く使われている分、僕は自分のスタイルの曲だけを書くことができた」「自分なりにとても満足のいく仕事ができたと感じています」と充実感をにじませた

 久石は先月、ニューヨークで行われたプレミアイベントにも出席。主演のファレル、ロビーと笑顔で交流する姿を見せた。監督のコゴナダはかねてよりスタジオジブリ作品の熱心なファンで、『ハウルの動く城』にちなんだTシャツを着用するなど、宮崎駿監督(※崎=たつさき)の影響を受けたという。今回、久石に直接オファーを送り、夢のコラボレーションが実現した。

 また、久石の音楽を収録したオリジナル・サウンドトラックが12月10日に日本限定でCD発売されることも決定。人気アーティスト・レイヴェイによる書き下ろし曲も収録されており、作品とともに注目を集めそうだ。


動画を別画面で再生する




    ランキングエンタメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定