
ANAホールディングス(東京都港区)と、地域創生事業を手がけるANAあきんど(東京都中央区)はこのほど、新たなライフスタイルとして注目される「二地域居住」を支援するポータルサイト「ANAの二地域居住BLUE SKY LIFE」を開設した。
二地域居住は、主な拠点とは別の地域で一定期間暮らす生活スタイル。都市と地方間の人の往来を増やすことで東京一極集中に歯止めをかけ、地方での消費拡大などが期待されるとして、政府が推進している。
ANAのサイトでは、二地域居住を希望・検討している人に、実際に地域に滞在してもらい、暮らしやすさや地域との関わりを体験してもらう「二地域居住モニタープログラム」を提供。二地域居住の推進に協力する鳥取、高知、佐賀各県の関係地と結ぶ航空料金をサポートする。
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「ANA二地域居住等推進コンソーシアム」に参画するのは、鳥取県の智頭町、北栄町、江府町、高知県の須崎市、馬路村、本山町、大川村、佐賀県の神埼市、有田町の9地域。対象路線は東京(羽田)―高知、鳥取、米子、佐賀と、大阪(伊丹)―高知で、東京(羽田)―高知を1万1000円(片道、普通席)などで提供する。
搭乗期間は10月22日〜2026年2月22日。詳細は「ANAの二地域居住 BLUE SKY LIFE」サイトに掲載している。