柿澤勇人と吉沢亮がWキャストで主演。トニー賞6冠ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』上演決定

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2025年10月16日 13:10  CINRA.NET

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Text by CINRA編集部

ミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』が、2026年7月から東京・EX THEATER ARIAKEで上演される。

『トニー賞』6部門を受賞したブロードウェイミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』。社交不安障害を抱える高校生エヴァンが、同級生の死をきっかけについた嘘がSNSで拡散され、周囲の人々の人生を大きく動かしていくというストーリーだ。

楽曲の作詞・作曲は『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』のベンジ・パセックとジャスティン・ポール、脚本はスティーヴン・レヴェンソンが手がけた。日本版演出と翻訳は『第25回読売演劇大賞』優秀演出家賞を受賞した小山ゆうなが務める。訳詞は高橋知伽江。

出演者はエヴァン・ハンセン役でWキャストとなる柿澤勇人と吉沢亮をはじめ、エヴァンの母ハイディ・ハンセン役の安蘭けいと堀内敬子、エヴァンが心惹かれるゾーイ・マーフィー役の木下晴香と松岡茉優、コナー・マーフィー役の立石俊樹と廣瀬友祐、ジャレッド役の上口耕平と須賀健太、アラナ役の高野菜々と宮澤佐江、シンシア・マーフィー役の瀬奈じゅんとマルシア、ラリー・マーフィー役の石井一孝と新納慎也。さらに尾関晃輔、澤村亮、瀬崎宙乃、十川大希、福島玖宇也、藤田実里、渡邉南もキャストに名を連ねている。

東京公演のチケットは来春販売予定。東京公演後の2026年8月から9月にかけて愛知、大阪でツアー公演を予定している。

【小山ゆうなのコメント】

『ディア・エヴァン・ハンセン』初演時から10年、コロナ禍を経て、SNSと人間の関係・他者とどう繋がるかといった価値観も大きく変わってきました。

今上演するには、作品にどのように光をあてれば良いか、クリエイティブメンバーと打ち合わせを重ねています。

私自身ブロードウェイ初演時には、斬新な発想、素晴らしい楽曲・演者達、全てに衝撃を受け、日本での上演を楽しみにしていたので、お話をいただいた時は驚きすぎて言葉を失いました。

今台本に向き合い、作品の素晴らしさを改めて感じています。

日本のお客様の期待に応えられるようスタッフ・キャストともに、作品に最大の敬意を払いクリエイトしていきますので応援して頂ければ幸いです。

【柿澤勇人のコメント】

ブロードウェイでこの『ディア・エヴァン・ハンセン』が開幕した直後、すぐに音源や英字台本を取り寄せました。

気付いたら貪るように今作品とエヴァンについて勉強をしていて、いつしか漠然と「この役やりたいなあ」と…。

普段、滅多に我を主張する方ではないのですが、まさか自分にそのチャンスが巡ってくるとは思っていませんでした。

そして一方的に大好きで且つファンである素敵なキャストの方々が集いました。

カンパニーと共に最高の作品になるよう、そして自身も少しでも作品に貢献できるよう、実は今年の初めからトレーニングを始めています。

先日誕生日を迎え38歳になったばかりですが(笑)、まだまだ悪あがきする所存でございます。

【吉沢亮のコメント】

数年前、ブロードウェイで初めて観た時からずっと心の中に残り続けていた『ディア・エヴァン・ハンセン』。

どうしようもない絶望の中で、誰かが手を差し伸べてくれるのを期待してしまう。

SNSなどを通して世界と不確かな繋がりを持ちながら、常に孤独がまとわり付く現代を象徴する傑作だと思います。

精一杯やらせていただきます。

よろしくお願いします。

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