【箱根駅伝予選会】「予選会の天国」「本戦の地獄」を味わった順大 7秒差で前回本戦11位 

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2025年10月16日 15:49  日刊スポーツ

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吉岡大翔(2025年1月3日撮影)

第102回箱根駅伝予選会は18日、東京・立川市で行われる。暑熱対策のため、号砲は例年より約1時間早い午前8時半。関東地区の42校が出場し、1月2、3日の本大会の出場切符つかむ10校はどこか。歴史をつなぐ戦いに挑む注目校を紹介する。


昨秋の予選会で1秒差を制し、総合10位に滑り込んだ順大。しかし、今年1月の本戦復路ではアンカー勝負で7秒差に敗れ、2年連続のシード権を落とした。「予選会の天国」と「本戦の地獄」の2つを味わったランナーたちが、15年連続のたすきをつなぐ。


前回箱根を経験した下級生中心の陣容だ。エース吉岡大翔(3年=佐久長聖)は、5月の全日本大学駅伝関東地区選考会(1万メートル)で全体6位に食い込み、自己ベストも更新するなど調子を上げている。1年生ながら山登りの5区でデビューを果たした川原琉人(2年=五島南)は吉岡に続く同7位と力がある。


1年生ながら花の2区を走った玉目陸(2年=出水中央)や6月の日本インカレ3000メートル障害で優勝した永原颯磨(2年佐久長聖)も実績十分。箱根路のアンカー勝負で10位帝京大に敗れた古川達也(3年=橘)の力走にも注目だ。


予選会は東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までのハーフマラソン(21・0975キロ)のコースで実施。各校最大12人の出走者のうち、上位10人の合計タイムを争われる。本年度から連合チームの編成方法も変更となり、敗退した上位10校(11〜20位)に1枠ずつ、それ以外の大学から予選会の個人上位6人(各校1人)が選出される。

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