ダウンタウン浜田雅功(62)が16日、東京・麻布ヒルズ ギャラリーで浜田雅功展「空を横切る飛行雲」(19日〜12月21日、同所)の開会セレモニーに出席した。
唯一無二の“独特すぎる”絵でしられる浜田の初の個展。フリーの久代萌美アナウンサーから呼びこまれた“画家・浜田雅功先生”は「皆さん、後ろを眺めて半笑いではないでしょうか」。自身の絵を“自虐”しながらも「自分では一生懸命書いたつもり。いっぱい書いて、やっとここにたどり着いた。よくここまで来れた」と感慨深げだ。
浜田が描いた絵をもとに制作された立体作品(ライオン)への「目入れ式」が行われ、自ら、ライオン像をご開帳。シュールな作品に報道陣から笑いが起こると、「笑いすぎや」とツッコんだ。「自分でもこんなん書いたかな? って。指の数が違う」、しっぽのつもりで描いたモノには「これ何やねん!」などと文句をぶちまけながらも、「立体にするといいですね」とまんざらでもなさそう。
ペン1本で目入れをしようとすると、バイオリンの音が流れ、「これ、真面目にやってんの?」と笑いながら、目入れ。乳首まで書き入れ、「力強く目を入れたつもり。洋服を着てないということは裸なので、乳首はわかりやすく書きました」と満足そうに語った。
ファンに向けては「1枚見て『ほぅ』ではなくて、『まず、これは何なんだ』と考えて。それが分かれば次に行ってほしい。素通りはやめて」と呼びかけた。
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会場には浜田が描き下ろした新作100点を展示した初の個展。企画・監修を務める高須光聖氏や藤原寛吉本興業代表取締役副社長も登壇し、テープカットも行われた。
高須氏は「見応えがない」と切り出した後、「100枚見て最後の部屋に入ったときにスタッフ全員『ええかも』。これはすごいかもと思って気持ちを変えた。味わい深い素晴らしい作品」、藤原氏も「まさか画伯としてイジられていた浜田が麻布台昼座ギャラリーで個展を開かせてもらえる。驚きと感無量です。一人でも多くの方々に楽しんでいただければ」と喜んでいた。
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