北日本は季節が一気に前進 続々と初雪の便りか 東・西日本では高温傾向 1か月予報

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2025年10月16日 17:08  日本気象協会

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日本気象協会

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気象庁は今日16日、最新の1か月予報を発表。北日本は、24日(金)頃にかけて気温が平年より低く、季節が一気に前進。また、全国的に低気圧や前線の影響を受けやすいため、日照時間は平年並みか少ない予想に。

気温は北日本で24日(金)頃にかけて平年より低い

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気象庁は今日16日、最新の1か月予報を発表しました。

それによると、この先も東日本や西日本、沖縄・奄美では、気温が平年並みか平年よりも高い傾向が続く見通しです。19日(日)以降は一時的に、東日本や西日本で最高気温が20℃に届かない所があるなど、秋本来の気温になりますが、これから先の1か月も季節の歩みはゆっくりとなるでしょう。
ただ、朝晩は気温が大きく下がり、日中との気温差が大きい時期です。服装でうまく調節するなど、体調管理に注意が必要です。

一方で北日本は、期間の前半24日(金)頃にかけては気温が平年よりもかなり低くなる見通しです。西高東低の冬型の気圧配置になり、強い寒気が流れ込むため雪が降る所もありそうです。冬用タイヤなどの準備を進めておくと良いでしょう。

日照時間は全国的に平年並みか少ない

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この先の天候は、低気圧や前線の影響を受けやすいため、晴れても長続きはしない見通しです。

北日本から西日本の降水量は平年並みでしょう。沖縄・奄美は平年並みか多い予想です。
日照時間は、北日本の日本海側と東日本、西日本の太平洋側、沖縄・奄美は平年並みか少ないでしょう。北日本の太平洋側と西日本の日本海側は平年並みの予想です。

10月は台風シーズンでもあり、現在も南の海上に熱帯低気圧(台風のたまご)が解析されています。まだ台風になるかはわかりませんが、日頃からハザードマップや非常用の持ち物を確認しておくなど、備えをしておくと良さそうです。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

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