アルファロメオの新世代スポーツセダン『GIULIA(ジュリア)』の限定車“Quadrifoglio Estrema(クアドリフォリオ・エストレマ)” アルファロメオの新世代スポーツセダン『GIULIA(ジュリア)』のラインアップのうち、跳ね馬に由来を持つオールアルミニウム製の2.9リッターV6直噴ツインターボエンジンを搭載した“クアドリフォリオ”グレードに、さらなる走行性能と特別装備を施した限定車“Estrema(エストレマ)”が登場。日本では46台限定で11月6日より販売が開始されている。
優れたダイナミクス性能を誇る最新のシャシーアーキテクチャーに、最高出力500PS級のV6ツインターボと8速ATを備え、力強く滑らかな加速性能と優れた敏捷性、軽さ、応答性を備えた最高峰モデルに、イタリア語で「究極」や「最上級」といった意味を持つ“Estrema”の名を冠した限定車が設定された。
最大の特徴のひとつは、世界中のモータースポーツ分野において圧倒的な信頼を得ている、言わずと知れたアクラポビッチのエキゾーストシステムを採用している点で、1990年にスロベニア共和国で創業されたヨーロッパ最大級の排気管メーカーは、モーターサイクルから4輪レースまで、多くの世界選手権タイトルを支えてきた実績を誇る。
その排気系システムを採用した結果、車両全体の軽量化と排気効率の最適化が図られ、最高出力は従来の510PSから520PSへと向上。リヤには純チタン製のテールパイプを装備し、エンド部にはカーボン製フィニッシャーを組み合わせるなど、視覚的なスポーティさに加えてアクラポビッチならではの高く乾いた排気音がドライバーの感性を刺激し、至極の運転体験がもたらされる。
同じく機能面では、ダークカラーのバッジやブレーキキャリパーと19インチの軽量アルミホイールを装着。インテリアではステアリングヒーターに加え、シートヒーターを備えるスポーツレザーシートを装備した。
この運転席メモリー機能付きの6ウェイパワーシートは、パワーランバー&サイドサポートの機能も備えるなど、ドライビングに没頭できる空間は細部にわたって進化を遂げている。
ボディカラーはヴェズヴィオグレー(左:4台/右:10台)、ブルカノブラック(左:6台/右:5台)、ミザーノブルー(左:1台/右:1台)、エトナレッド(左:1台/右:1台)、モントリオールグリーン(左:5台/右:4台)、そしてアルファレッド(左:2台/右:6台)の6色展開となり、購入者には“Estrema”専用レザーキーカバーと『One of 46』と記されたキーホルダーをプレゼント。価格は1447万円(税込)となっている。
●アルファロメオ公式サイト:https://www.alfaromeo-jp.com/models/special-series/giulia-quadrifoglio-estrema
[オートスポーツweb 2025年11月14日]