《笑顔はなく、15秒沈黙》星野源 10年連続出場の『紅白』不参加…曲変更トラブルの昨年見せていた”異変”

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2025年11月14日 15:30  web女性自身

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11月14日、大晦日の風物詩である『第76回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。



初出場組として、アイナ・ジ・エンド、FRUITS ZIPPER、HANA、ちゃんみな、M!LKなど2025年を象徴する10組のアーティストが出場。2度目となるサカナクションが12年ぶり、年内をもって“コールドスリープ”に入るPerfumeが2年ぶりに出場するなど、復活組も大きな話題を集めている。



福山雅治やMISIAといった常連アーティストの名前も並ぶなか、“不在”のあるアーティストについて、X上ではこんな声が――。



《去年の紅白で星野源が味わった気持ちを考えると そりゃ出ないよなって 本当はどういう気持ちでこうなったのか分かんないけどね》
《紅白やっぱ今年星野源出ねぇよな。 そりゃ去年あんなことあったんやし。 俺も納得いってねぇしな、地獄でなぜ悪いマジで聞きたかったわ》
《星野源紅白無しなのは去年のアレで騒がれて嫌気さしたからかな》



そのアーティストは、星野源(44)だ。’15年の66回に「SUN」で出場して以来、昨年の75回まで一度も欠けることなく出場し続けてきた星野。毎年のようにヒットソングを生み出し続けてきている国民的アーティストだが、75回では紅白サイドとの間に“禍根”が残ることに――。



「昨年12月23日に披露する各曲目が発表され、星野さんは’13年リリースの楽曲『地獄でなぜ悪い』を弾き語りで披露することが判明。『紅白』の演出担当者からの熱心なオファーを受けて同曲を披露することに決まったのですが、’22年4月に性加害疑惑(24年に報じた出版社と和解が成立)が報じられた映画監督・園子温氏が監督を務め、星野さんも出演した’13年公開の同名映画の主題歌であったことから、一部のファンから“二次加害”にあたると批判が相次いで寄せられることに。



そして26日に、’10年リリースのアルバム収録曲の『ばらばら』に曲目が変更されることが発表されました。その際、星野さんはあくまで’12年にくも膜下出血で闘病している際に作った“星野源の中から生まれた、星野源の歌です”としつつも、《この曲を紅白歌合戦の舞台で歌唱することが、二次加害にあたる可能性があるという一部の指摘について、私たちはその可能性を完全に否定することはできません》と決断の背景をコメント。この曲目変更の判断には賛否が大きくわかれることとなりました」(スポーツ紙記者)



そして迎えた『紅白』の本番。しかし、星野に“笑顔”はなかった――。





■昨年見せていた“異質”な表情



「星野さんは、NHK局内の別スタジオから中継という形で出演しましたが、司会の呼びかけに『皆さん、こんばんは。星野源です』と言葉少なげで登場し、表情もいつになく硬かったです。『ばらばら』に寄せられたファンのメッセージを司会が読み上げ、反応を求められても『ありがとうございます。嬉しいです。頑張ります』と淡々と語るに留め、そのまま談笑することなくパフォーマンスへ。



そして、ギターを抱えて座る星野さんの姿が映し出されたのですが、ややうつむき加減で約15秒沈黙したのちに、歌い始めたのです。演奏中も決して笑顔を見せることはなく、冷静な表情を歌い続け、実際の歌詞で『本物はあなた わたしは偽物』となっているところを『本物はあなた わたしは本物』と変えるというアレンジも見せていました。最後にも『みなさん、よいお年を』と呼びかける場面もあったものの、笑顔はありませんでした。



星野さんといえば、曲のトーンにもよりますが、『紅白』ではいつも明るく笑顔でパフォーマンスを披露することが多かったので、例年とは違う異質な姿に、当時SNS上では曲目変更を受けて、“こんなに暗いの初めて”“怒りと絶望に満ちた表情”と星野さんの気持ちをおもんぱかる声が多かったです」(前出・スポーツ紙記者)



そして、今年は不出場となった星野。ある音楽関係者はやはり“禍根”の影響を指摘する。



「星野さんは、今年5月にアルバム『Gen』を発表し、久しぶりに海外公演も含む大規模なツアーを実施しています。常連組であっても、その年に活躍がみられなければ、出場できないのが『紅白』ですが、星野さんには出場できない理由がありません。もちろん、特別枠で出場することもありえますが、星野さんはこれまで最初の発表で出場がアナウンスされていたので、その可能性は低いのではないでしょうか。



特に星野さんは、『おげんさんといっしょ』や『星野源のおんがくこうろん』などNHKの番組に多数出演しており、NHKとの結び付きも非常に強いアーティストとして知られてきました。例年通りであれば当然出ていたと思いますが、今年は昨年の影響に“うんざり”して出なかった可能性も大いにありえます。もはや『紅白』に欠かせないアーティストなので、また出場してくれるようになるといいのですが……」

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