2026年のスーパーフォーミュラはモビリティリゾートもてぎで開幕する JAF日本自動車連盟は11月13日、公示No.2025-WEB089として『2026年 全日本レース選手権カレンダー』を同日付けでJAFホームページ(https://motorsports.jaf.or.jp/)に公開した。
これによって来季2026年の全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)ならびに同全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFライツ)における日程の詳細とレース数が明らかになっている。
まずSFだが、こちらは8月5日に発表された『FIA国際スポーツカレンダー登録申請一覧』によって各大会の開催地と開催日が判明していた。今回の公示によりあらためて、モビリティリゾートもてぎをシーズンのオープニングラウンドとし、オートポリス、鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、スポーツランドSUGO、2度目の富士、そして最終戦が行われる鈴鹿の計5サーキットでの7大会開催が確認された。
また、同日にSFを運営する日本レースプロモーション(JRP)がSNS上で明らかにした『7大会・計12戦』の内容からもほとんど変更は見られず、従来発表のカレンダーが確定したかたちだ。
なお、変更点はふたつ。第3戦が行われるオートポリス(第2大会)の初日が、4月25日(土)から同24日(金)に早まっている点と、第8戦の舞台となるスポーツランドSUGO(第5大会)も、同じく1日前倒しされ8月7日(金)からの開催となっている。
国内トップフォーミュラであるSFや、その先を目指す若手ドライバーの“登竜門”となっている育成カテゴリーのSFライツ。全日本F3選手権の流れを組む同シリーズは来シーズン、1大会あたり3レースの『6大会・計18戦』が予定されている。
この構成自体は今季2025年と変わりないものの、シーズンスケジュールは大きく変わった。まず、第1大会の舞台が鈴鹿から富士になるとともに、3週間おそい開幕に。また、今季は3月初旬の第1大会から5月中旬の第2大会までに間が開いたが、2026年は開催地はオートポリスのまま4月に第2大会が行われる。
シーズンの折り返しとなる第3大会は鈴鹿で行われ、2025年と同様に6月開催となる岡山は第4大会となった。SUGOも開催時期は変わらないまま終盤第5大会のスロットに移動した。
そして最終戦もてぎだが、こちらは2025年が11月末の開催予定であるのに対し、来季は2カ月以上早い9月13日にシーズンが終了することとなった。SFとSFライツが併催されるのは4月24〜26日のオートポリス、5月22〜24日の鈴鹿の2大会だ。
両シリーズの2026年カレンダーは以下のとおり。
■全日本スーパーフォーミュラ選手権2026年シーズンスケジュール(11月13日付)
大会/レース/開催日/開催地
第1大会/Rd.1-2/4月3〜5日/モビリティリゾートもてぎ
第2大会/Rd.3/4月24〜26日/オートポリス
第3大会/Rd.4-5/5月22〜24日/鈴鹿サーキット
第4大会/Rd.6-7/7月17〜19日/富士スピードウェイ
第5大会/Rd.8/8月7〜9日/スポーツランドSUGO
第6大会/Rd.9-10/10月9〜11日/富士スピードウェイ
第7大会/Rd.11-12/11月20〜22日/鈴鹿サーキット
■全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権2026年シーズンスケジュール(11月13日付)
大会/レース/開催日/開催地
第1大会/Rd.1-2-3/3月27〜29日/富士スピードウェイ
第2大会/Rd.4-5-6/4月24〜26日/オートポリス
第3大会/Rd.7-8-9/5月22〜24日/鈴鹿サーキット
第4大会/Rd.10-11-12/6月12〜14日/岡山国際サーキット
第5大会/Rd.13-14-15/8月28〜30日/スポーツランドSUGO
第6大会/Rd.16-17-18/9月11〜13日/モビリティリゾートもてぎ
[オートスポーツweb 2025年11月14日]