初日はKTMアコスタがトップ。小椋が5番手で好調/第22戦バレンシアGP

0

2025年11月15日 00:20  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

ペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)/2025MotoGP第22戦バレンシアGP
 11月14日、2025年MotoGP第22戦バレンシアGP 初日のセッションがリカルド・トルモ・サーキットで行われ、MotoGPクラスのプラクティスではペドロ・アコスタ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)がトップタイムを記録した。小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)は5番手となった。

 今大会はマルク・マルケス(ドゥカティ・レノボ・チーム)が欠場しており、前戦から代役に入っているWorldSBKライダーのニッコロ・ブレガがデスモセディチGPを駆る。マーベリック・ビニャーレス(レッドブルKTMテック3)とホルヘ・マルティン(アプリリア・レーシング)は復帰。そして、アウグスト・フェルナンデス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム)とアレイシ・エスパルガロ(ホンダHRCテスト・チーム)がワイルドカード参戦する。

 45分間に設定されている午前のフリー走行1回目は、天候が曇り、気温は19度、路面温度は19度のドライコンディションだ。序盤は1分30秒884のアレックス・マルケス(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)がトップで、開始10分で1分30秒台を記録していたのはひとりのみだった。

 開始9分にはブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)が8コーナーで転倒。2番手は1分31秒127のフランコ・モルビデリ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、3番手は1分31秒232のジョアン・ミル(ホンダHRCカストロール)となり、15分が過ぎるとほぼ全車がピットに戻った。

 セッション折り返しの時点で上位が変動して、3番手に1分31秒171のヨハン・ザルコ(カストロール・ホンダLCR)、4番手に1分31秒174のアレイシ・エスパルガロが入った。さらにフェルミン・アルデグエル(BK8グレシーニ・レーシングMotoGP)が1分31秒113で3番手、モルビデリは1分30秒918を出して2番手を守る。

 10分を切るとアコスタが1分31秒072で3番手、ルカ・マリーニ(ホンダHRCカストロール)が1分31秒146で5番手と上がった。

 終盤にトップタイムを塗り替えたのはジャック・ミラー(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)で、残り約8分に1分30秒382をマークした。その後、2番手に1分30秒829のラウル・フェルナンデス(トラックハウスMotoGPチーム)が入った。また、アルデグエルが4コーナーで転倒。するとアレイシ・エスパルガロが1分30秒707で2番手に浮上した。2分を切ると小椋が1分30秒716で3番手に浮上すると、翌周に1分30秒705に上げて2番手となった。

 結果的に午前はミラー、小椋、アレイシ・エスパルガロのトップ3。4番手はラウル・フェルナンデス、5番手はモルビデリ、6番手はアレックス・マルケス、7番手はミル、8番手はアコスタ、9番手はファビオ・ディ・ジャンアントニオ(プルタミナ・エンデューロVR46レーシング・チーム)、10番手はアウグスト・フェルナンデスとなった。

 予選Q2への直接進出が決まる午後の1時間のプラクティスは、気温が22度、路面温度は24度だ。序盤にアウグスト・フェルナンデスが6コーナーで転倒した。

 すぐに午前のトップタイムが更新されて、マルコ・ベゼッチ(アプリリア・レーシング)が1分30秒126で首位に立つ。10分が経つとそのトップのベゼッチが4コーナーで転倒した。

 15分が経つとほとんどのライダーがピットイン。トップは変わらずベゼッチ、2番手は1分30秒186のアコスタ、3番手は1分30秒279のラウル・フェルナンデスだ。2度目の走行が始まると、ディ・ジャンアントニオが1分30秒237で3番手に浮上する。

 その後、ディ・ジャンアントニオが1分30秒000でトップ、モルビデリが1分30秒015でワン・ツーとなる。そんななか、小椋は3コーナーでクラッシュした。すると、アコスタが1分29秒790で首位に立ち、その後は1分29秒240までタイムを更新した。

 セッションを折り返すと、ホームストレートでクアルタラロのマシンから水が噴き出し1コーナーでマシンをとめてピットに戻った。15分を切るとモルビデリが1分29秒764で2番手、ミラーが1分29秒822で3番手に上がる。翌周にはアレックス・マルケスが1分29秒584で2番手、ディ・ジャンアントニオが1分29秒632で3番手となるが、アコスタのタイムは抜けない。

 5分を切るとベゼッチが1分29秒476で2番手まで上げ、翌周に1分29秒293を記録。次にモルビデリが1分29秒425で3番手となった。

 最終的にトップがアコスタ、2番手はベゼッチ、3番手はモルビデリ、4番手はアレックス・マルケス、5番手は小椋、6番手はミラー、7番手はディ・ジャンアントニオ、8番手はアルデグエル、9番手はミル、10番手はファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)となった。

[オートスポーツweb 2025年11月15日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定