今日3日夜は名古屋で初雪の可能性 東海は山地で積雪増加に注意 寒気の影響いつまで

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2025年12月03日 12:58  日本気象協会

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日本気象協会

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東海地方は、今夜(3日)、名古屋や岐阜など平地でも雪が降るでしょう。強い寒気は強弱をつけながら、5日(金)まで居座るため、寒さと雪の影響が長引く見込みです。最新の気象情報や交通情報に注意してください。

今日3日 今シーズン一番の強い寒気が流れ込む 5日(金)まで居座る

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今日3日、日本付近は冬型の気圧配置になり、上空に強い寒気が流れ込み始めています。5日(金)にかけて、寒気は強弱をつけながら居座るため、寒さと雪の影響が長引くでしょう。
目先の雪のピークは、今夜(3日)から明日4日朝にかけてで、2回目のピークは、5日(金)の日中となりそうです。
今週末、6日(土)から7日(日)は一旦、寒気が北へ抜けますが、9日(火)頃から再び、寒気が南下する見込みです。

今日3日〜明日4日(木) 東海の雪の見通し

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【今日3日】
太平洋側の地域では、午後は晴れる所が多いですが、強い季節風にのって、雪雲や雨雲の流れ込む所があるでしょう。今夜は、名古屋など濃尾平野に雪雲が流れ込む可能性があります。名古屋の初雪の平年日は12月18日なので、もし初雪が観測されれば平年より15日も早くなります。
岐阜県は、寒気の影響で雲が広がりやすく、雨や雪が降りやすいでしょう。今、雨で降っている所でも、次第に雪に変わる見込みです。山沿いを中心に、雪の降り方が強まり、一気に積雪が増加する恐れがあります。

【明日4日】
太平洋側の地域では、晴れる所が多いですが、雪雲や雨雲の流れ込む所がある見込みです。名古屋など濃尾平野は、朝にかけて雪雲が流れ込みやすいでしょう。三重県は、北部を中心に、昼頃にかけて雪雲が流れ込みやすい見込みです。
岐阜県は、雲が広がりやすいでしょう。日中は雪の降り方が弱まる時間もありますが、飛騨北部や郡上市、西濃の山沿いを中心に断続的に雪が降る見込みです。積雪はさらに増加するでしょう。

今日3日正午からの予想24時間降雪量

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岐阜県の飛騨北部や郡上市、西濃の山沿いを中心に、雪の量が多くなるでしょう。また、今シーズンまだ雪が降っていない標高が低い山や、平地でも積雪となる所がある見込みです。車は必ず冬用タイヤで、慎重な運転を心がけてください。雪が積もった地域では、ノーマルタイヤでの走行は控えるようにしてください。積雪や路面の凍結による交通障害に注意が必要です。
5日(金)は、平地への雪雲の流れ込みはないでしょう。岐阜県を中心に雪の降る所があり、さらに積雪が増える所がある見込みです。

※図の「降雪量」は、実際に「積もる雪の量」ではありません。

ノーマルタイヤの危険性

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雪道をノーマルタイヤで走行すると、タイヤが低温で固くなって吸着性が失われ、路面を摩擦で捉えることができなくなります。このため「滑る」「止まらない」「曲がらない」と、自動車が本来確保しなければならない動きが制御できなくなり、スリップ事故や渋滞の原因につながってしまいます。

雪道を時速40kmで走った場合、ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離は、ノーマルタイヤでは冬用タイヤの約1.7倍にもなるという走行実験結果もあります。

雪道でのノーマルタイヤは、とても危険ですので、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてください。雪や雨が降ったあとの路面は凍結していることもあります。一見、路面に雪がないように見えても車の運転には十分な注意が必要です。

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