
寒波の影響で、日本海側は今日(3日)の午後から次第に雪の範囲が広がり、夜から山沿いを中心に大雪の恐れがあります。今回の大雪のピークは2回あり、今夜(3日)と4日夜になりそうです。シーズン初めの雪が大雪になる所もありますので、車の立ち往生など警戒が必要です。
3日夜から4日朝 西日本も含めて広く積雪に 名古屋など東海にも雪雲
今日(3日)の午後は、日本海側では、北海道から山陰まで次第に雪の範囲が広がってくるでしょう。夜になると平地でも広い範囲で雪に変わり、夜遅くなるほど雪の降り方は強まる見込みです。九州北部でも雪のチラつく所がありそうです。
一回目の雪のピークは今夜(3日)から明日(4日)朝にかけてです。東北や北陸は大雪の恐れがあり、山沿いでは多い所で50センチ以上のドカ雪が予想されています。風も吹き荒れるため、吹雪で見通しが悪くなることも予想されます。不要不急の外出は控えたほうがよさそうです。
近畿北部や山陰も、山沿いは局地的に大雪となり、平地でも積雪となる所がありそうです。車を運転される方は、積雪や路面の凍結に備えて、冬の装備をしてください。東海地方にも雪雲が流れ込み、名古屋など市街地でも初雪の可能性があります。
北陸周辺や北日本 4日夜〜5日朝は再びピーク

4日の日中になると西日本の雪はやんできますが、北陸やその周辺(岐阜山沿い、長野北部、群馬山沿い)、東北、北海道はその後も断続的に雪が降り、積雪が増えるでしょう。いったん雪が弱まっても、4日夜〜5日朝にかけては、再び雪が強まる所が多くなりそうです。
5日夜には雪が落ち着きますが、積雪が一気に増える所がありますので、しばらくは車の移動は注意が必要です。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

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雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

