
Yahoo!オークションで購入したボロボロのG-SHOCK(ジーショック)をキレイに洗浄していく動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は、記事執筆時点で1万8000回を超えています。
投稿者は、清掃業務に26年携わっているニク(@washwatch_oldgeezer)さん。ジャンク品や中古品をクリーニングしたり、レストアしたりする様子を自身のYouTubeチャンネル「とある掃除夫の暮らし」で発信しています。
今回は“汚れた時計をキレイにしていく作業が見たい”というリスナーの要望を受け、オークションサイトで「えげつない汚れ」が付いている腕時計を2つ落札。CASIOの「G-3011」「DW-6900SN」を入手しました。
G-3011はベゼルリングがなく、液晶ディスプレイ部分が焼けている状態。使うことはできませんが、ベルト部分は汚れているものの比較的状態が良いので、部品取りに活用できそうです。
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メインとなるのは、なかなかな汚れ具合のDW-6900SN。現在ディスプレイには何も表示されていませんが、もし今回の作業で復活すれば「絶対に抑えておきたい」と思っていたG-SHOCKが全てそろいます。こちらのモデルは現行機種のためメーカー純正品が手に入るのも大きなポイント。
分解と洗浄を行うため、まずは長年にわたって堆積した、ネジ山に詰まっている物をしっかり除去。無理やりネジを回して頭をつぶしてしまっては大変です。慎重に各部のネジとベルトを外します。
続けてベゼルリングを外すと、びっくり仰天! リングに覆われていた部分には汚れがびっしりと付着しており、黒いはずの商品が一部茶色くなっていました。取り扱っていると砂粒のような物がポロポロと落ちてきます。
G-SHOCK本体を裏返し、バックパネルを外して電池を交換。新しくダイソーで調達した物を入れてみると、ディスプレイにバッチリと時刻が表示されました。これはうれしい!
無事に動くことがわかったので、カバーも外して洗浄を開始します。バックパネルの内側は真ちゅうブラシでこすってサビを落とし、普段から使っている洗浄剤をベルトとベゼルリング、カバーに噴霧。ブラシで細かい部分までしっかり磨いた後に水洗いすることで各パーツはピカピカになりました。
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あらためて部品を確認するとベゼルリングとカバーの間に砂のような物が入っていたため、カバー側には白い傷がついており、ベゼルリングの方は表面が一部削れてしまっています。ベルトにも傷は付いていますが柔軟性は保っており、どの部品もまだ使える状態。新しいパーツが届くまでの間は、今の外装をつけてこの商品を楽しむそうです。
なお、腕時計の分解・洗浄には「メーカーの保証対象外になる」「防水機能が損なわれる可能性がある」「時計の破損リスクがある」「防水性能を元に戻すのが難しい」といったリスクがあります。ニクさんは動画の概要欄にこれらのリスクを列挙し、実施する際には注意するよう呼びかけています。
コメント欄には、「大勝利」「6900良いね! 見てると欲しくなってくる」「なかなか香ばしいお品で…ニクさんの本領発揮ですね」「掃除の仕方参考にさせてもらいます」「汚れまくった個体がきれいになって動き出すのって楽しいですよね」などの感想が寄せられています。
この他にもニクさんは、ハードオフで買ったジャンク時計の詰め合わせを開封する様子や、腕時計のガラスをピカピカにする解説動画などを公開中。また、X(Twitter/@iqyyK3ZhWM20952)とスケートボード用のYouTubeチャンネルも更新しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「とある掃除夫の暮らし」
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