脅迫されていたソン・フンミン 韓国代表FWソン・フンミンを脅迫していた女性が懲役4年の刑を言い渡されたという。韓国メディア『聯合ニュース』が伝えた。
20代の女性と40代の男性がソン・フンミンへの恐喝および恐喝未遂の疑いで起訴。女性は昨年ソン・フンミンに接近し、自身が子供を妊娠していると主張。3億ウォン(約3200万円)を要求し、応じなければ告発すると脅していたという。
ソウル中央地方裁判所は、8日に行われた公判で女性に対して懲役4年を宣告。また、共に起訴された男性は、金銭を要求して15回程度脅迫していたとのことで、懲役2年を宣告した。検察は「補償金として金銭を受け取ったと主張し、自身が被害者であると偽っている」と法廷で述べ、「彼女の主張は事実と完全には一致していない」とした。
ソン・フンミンは今年に入り改めて金銭を要求されたことで警察に訴えたとのこと。裁判所によれば「女性は妊娠の事実を知ったあと、誰の子供なのかを確認することはなかった。ソン・フンミンの子供だと思おうとしたが、陳述が一貫しておらず、受け入れ難い」とし、有罪判決を下したとのことだ。
トッテナム・ホットスパーを昨シーズン限りで退団したソン・フンミンは現在メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCでプレー。韓国代表としても活躍し、母国では絶大な人気を誇るスター選手。今回の脅迫を受けて「激しい精神的苦痛を味わったと思われる」と裁判所はソン・フンミンに同情するコメントも残しているという。
【動画】MLSで決めたソン・フンミンのパーフェクトFK