フェラーリ育成ベガノビッチが最速。波乱の予選で宮田莉朋は13番手/FIA F2第1戦予選

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2026年03月06日 14:00  AUTOSPORT web

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2026年FIA F2第1戦メルボルン ディーノ・ベガノビッチ(ダムス・ルーカスオイル/フェラーリ育成)
 3月6日、2026年FIA F2の開幕戦となる第1戦メルボルンの公式予選が行われ、ディーノ・ベガノビッチ(ダムス・ルーカスオイル/フェラーリ育成)が最速タイムを記録。3月8日に行われるフィーチャーレース(決勝レース2)のポールポジションを獲得した。

 FIA F2参戦3年目を迎える宮田莉朋(ハイテック/TGR-DC)は13番手で2026年シーズン最初の予選を終えた。

 直前に行われたFIA F3予選が赤旗中断を挟んだこともあり、30分間のFIA F2予選は日本時間12時58分(現地時間14時58分)より、気温22.1度、路面温度38.9度、湿度61.5パーセント、フリー走行時よりも強い日差しが照りつけるドライコンディションでスタートを迎えた。

 各車2周のウォームアップを経て最初のアタックに入ると、ベガノビッチが早々に1分29秒953を記録して、暫定首位におどり出る。

 1周のインターバルを挟んで、各車2度目のアタックに入ると1分29秒381を記録したニコラ・ツォロフ(カンポス・レーシング/レッドブル育成)が暫定首位に浮上する。ここから各車タイムを計測しようかというセッション残り20分9秒というところでアルバートパーク・サーキットに赤旗が掲示された。

 この赤旗は、マリ・ボヤ(プレマ・レーシング/アストンマーティン育成)がターン12でバランスを崩し、タイヤバリアに激しくクラッシュしたためだ。FIA F2新人のボヤは悔しさの表れか、嗚咽にも聞こえる声を無線に発した。

 セッション再開を迎えると、各車は我先にとコース入りし、計測周回に入った。赤旗前に1分29秒台のタイムを残していた上位勢は、すでに1セット目のタイヤが消耗しており、タイム更新はならず。

 赤旗の影響で置きのタイムすら計測できなかったドライバー陣は自己ベストを更新するも、6番手以下は総じて1分30秒台であり、勝負は2セット目のオプションタイヤ(スーパーソフト)に履き替えて迎えるセッション後半となった。

 各車タイヤを替えてコースに戻るなか、フリー走行で最速タイムを記録したガブリエレ・ミニ(MPモータースポーツ/アルピーヌ育成)のマシンがセクター3に差し掛かろうかというところでスローダウンし、ミニはコースサイドにマシンを止めた。なお、ミニはフリー走行でもスローダウンを喫し、ピットレーン入り口でオフィシャルの助けを借りていた。

 ミニがコースサイドにマシンを止め、セッションは残り9分というところで2度目の赤旗中断となった。この赤旗が解除されたのはフリー走行終了まで残り3分というタイミング。2セット目のタイヤでのアタックは1チャンスしか残されていなかった。

 最後の1アタック。コース上の全車が自己ベストを更新する走りを見せた。そんななか、ベガノビッチが1分28秒695を叩き出し、2026年シーズン最初のポールシッターの座を掴んだ。

 2番手にマルティニウス・ステンスホーン(ロダン・モータースポーツ)、3番手にアレクサンダー・ダン(ロダン・モータースポーツ/アルピーヌ育成)が続いた。

 宮田は最後のアタックで1分29秒640を記録し13番手となった。なお、フリー走行でクラッシュを喫していたコルトン・ハータ(ハイテック)は1分29秒765で、宮田に続く14番手となった。

 2026年FIA F2最初のレースとなる第1戦メルボルンのスプリントレースは、日本時間3月7日12時10分(現地時間14時10分)より、23周もしくは45分+1周で行われる。


■2026年FIA F2第1戦メルボルン 予選正式結果



Pos./No./Driver/Team/Time/Laps
1/7/D.ベガノビッチ/ダムス・ルーカスオイル/1'28.695/13
2/14/M.ステンスホーン/ロダン・モータースポーツ/1'28.911/14
3/15/A.ダン/ロダン・モータースポーツ/1'29.039/14
4/5/N.レオン/カンポス・レーシング/1'29.076/12
5/6/N.ツォロフ/カンポス・レーシング/1'29.123/13
6/1/R.カマラ/インビクタ・レーシング/1'29.143/14
7/16/K.マイニ/ARTグランプリ/1'29.159/12
8/10/O.ゲーテ/MPモータースポーツ/1'29.254/11
9/2/J.デュルクセン/インビクタ・レーシング/1'29.484/13
10/17/T.イントラフヴァサク/ARTグランプリ/1'29.541/12
11/24/L.ファン・ホーペン/トライデント/1'29.564/13
12/8/R.ビリンスキー/ダムス・ルーカスオイル/1'29.605/13
13/3/宮田莉朋/ハイテック/1'29.640/11
14/4/C.ハータ/ハイテック/1'29.765/13
15/11/S.モントーヤ/プレマ・レーシング/1'29.824/13
16/23/R.ヴィラゴメス/VAR/1'30.062/12
17/25/J.ベネット/トライデント/1'30.239/13
18/20/E.フィッティパルディJr./AIXレーシング/1'30.490/13
19/22/N.バローネ/VAR/1'30.522/12
20/21/C.シールズ/AIXレーシング/1'30.743/12
21/9/G.ミニ/MPモータースポーツ/1'31.133/7
-/12/M.ボヤ/プレマ・レーシング/2'03.045/5



・12号車マリ・ボヤ(プレマ・レーシング)は赤旗要因となったことにより最速ラップタイム(2分2秒093)を削除

[オートスポーツweb 2026年03月06日]

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