2026年全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するJuju(HAZAMA ANDO Triple Tree Racing) 2026年の全日本スーパーフォーミュラ選手権が4月3〜5日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで開幕する。
参戦2年目を迎えるHAZAMA ANDO Triple Tree Racingは、Jujuこと野田樹潤とともに第1戦・第2戦へ挑む。チームは今季に向けて御殿場に新ファクトリーを設立し、体制強化を進めてきた。
チームは、鈴鹿で行われた今季最初の合同テストで得られたデータを基に、もてぎのストップ&ゴー特性を意識したベースセットの調整を実施。新ルールに伴うピット戦略についてもシミュレーションを重ね、タイヤ交換のタイムロスを抑えるべく、メカニック陣は体力トレーニングと交換作業の反復練習を続けている。
ドライバーのJujuは合同テスト後すぐに欧州へ渡り、開幕に向けたトレーニングを継続。3月22日にはジャガーTCSレーシングの招聘を受け、スペイン・ハラマでのフォーミュラEルーキーテストに参加した。
チーム首脳陣から高い評価を得たほか、直前のフォーミュラE第6戦ではジャガーがワン・ツーフィニッシュを達成しており、Juju自身もファクトリーで8時間に及ぶシミュレーター作業を行い「勝利に貢献できたことを誇りに思っている」と振り返る。
昨年のもてぎ大会では、チーム始動から間もないイベントに挑むなか、レースウィークを通じてブレーキトラブルに悩まされながらも決勝でポジションを上げたJuju。チームはその記憶を糧に、今季の開幕戦でさらなる成果を狙う。
Jujuは「昨シーズンが終わった段階からこの開幕戦まで、ずっと国内外でトレーニングに明け暮れ、本当にあっという間でした。こんなに充実したシーズンオフを過ごしたのは初めてで、その環境を用意してくださったマネジメントとチームに感謝しています」と語る。3年目の挑戦に向けては「とくに気負っているわけではなく、むしろリラックスできているのは自分自身の走りに対する自信の裏付けだと思います。今年、チームは新たにファクトリーを新設し、よりコミュニケーションを深めることができました。私もドライバーとして全力で頑張りますので応援よろしくお願いします」と意気込みを示した。
野田英樹監督は鈴鹿テストを振り返り「エンジニア間でのコミュニケーションの問題や、いろいろな課題が浮き彫りになりました。悪い面が多く出たことで、逆に問題解決につながる糸口をいくつも発見することに繋がりました」とコメント。チーム発足2年目の今季に向け「ドライバー、エンジニア、そしてメカニックたちの成長した姿を皆様にお見せできるよう頑張りたい」と語った。
チーム代表の村司宏樹氏は「多くのスポンサーの皆さまからのご支援と叱咤激励、そして応援してくださるファンの皆さまの声援に心より感謝しております。我々チームにできることは、一切妥協することなく努力を継続し、結果でその恩をお返しすることがすべてです」と述べ、「Jujuもチームも一丸となって、結束力で勝利を目指す。足らない部分はカバーしあい、全員が力を出し合えるチーム作りを目指しています」と今季への決意を示している。
シーズン3年目を迎えるJuju、そして発足2年目で新ファクトリー体制となったTriple Tree Racingは、もてぎの開幕戦でどのような一歩を刻むのか。
[オートスポーツweb 2026年03月30日]