ELMSでのスポーツカーデビューが決まったジャック・ドゥーハン 元F1ドライバーのジャック・ドゥーハンが、ニールセン・レーシングと契約し、2026年のELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦することが決まった。全日本スーパーフォーミュラ選手権への参戦が叶わなかったドゥーハンは、スポーツカーレースデビューを果たす。
23歳のオーストラリア人ドライバーであるドゥーハンは、2025年のF1シーズンをアルピーヌからスタートしたが、度重なるアクシデントによりわずか6戦でチームを離脱した。ドゥーハンは、その後ハースのリザーブドライバーに指名されたが、同時に耐久レースへの初挑戦も行うこととなった。
ドゥーハンは2025年末、鈴鹿でのスーパーフォーミュラのテストに参加し、2026シーズンは日本での活動も噂されていたが、このルーキーテストで苦戦を強いられたことも理由の一部となり、実現には至らなかった。
ドゥーハンは、LMP2クラスにエントリーするニールセンの24号車オレカ07・ギブソンを、すでに発表されているロイ・ニッサニー(F1チームでテストドライバーを務めた経験があり、昨シーズンはデュケーヌ・チームからELMSデビューを果たした)と、同じくシングルシーターに転向したエドワード・ピアソンとともにドライブする。これは、ELMSにおけるニールセンのまったく新しいラインナップの一翼をドゥーハンが担うことを意味する。
「レースに復帰できて本当に興奮している。前回のレースからほぼ12カ月が経過している」とドゥーハンは語った。
「ニールセン・レーシングで、スポーツカーレースに転向できるなんて素晴らしいことだ」
「学ぶべきことはたくさんあるし、走行時間を積むことが非常に重要になる。でも、素晴らしいチームに囲まれているので、すぐに慣れることができるだろう。レースが始まるのが待ち遠しい」
ドゥーハンは、これまでのオレカでの走行距離はごくわずかだと認めつつも、慣れ親しんだシングルシーターとは多くの点で異なるものの、最初の「感触は良好だ」と語っている。
「もちろん、まず最初に頭上に屋根があることと、視界を遮るものがあることに戸惑ったけど、それでもドライビングスタイルには良い変化をもたらしている。複数のスティントをこなすということは、複数のドライバーが参加し、より大きな視点でレースに臨む必要があるということだ」
「全体的に見て、これは僕のキャリアの今後にとって大きな助けとなり、貴重な経験となるだろう」
ドゥーハンの参戦決定により、4月12日にバルセロナで開幕するELMSシーズンを前に、正式に決定されていないLMP2クラスのシートは残りわずかとなった。
[オートスポーツweb 2026年04月01日]