2026シーズンはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に活躍を場を移したローレンス・ファントール ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、2027年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のドライバーラインアップを刷新すると早々に発表した。ローレンス・ファントールは耐久レースのみの参戦となり、代わってラウリン・ハインリッヒがチームのファクトリーマシンであるポルシェ963の1台でフルシーズン参戦することが明らかとなった。
この発表は、ハインリッヒが先週末にラグナ・セカで行われたIMSA第4戦でJDCミラー・モータースポーツを優勝に導き、プライベーターとしてシリーズ初のGTPクラス優勝を果たした直後に行われた。
ポルシェとの契約は継続されるファントールは、来シーズンは別のトップメーカーにレンタル移籍する見込みであり、マクラーレンが有力視されている。WEC世界耐久選手権に新型マシン『MCL-HY』で参入するマクラーレンは、今週中に正式発表を行う可能性がある。
2024年のWECハイパーカー世界ドライバーズチャンピオンであるファントールは、ポルシェ・ペンスキーがWECから撤退したことを受け、同じくタイトルを獲得したケビン・エストーレとともに、2026年からウェザーテック選手権にフル参戦している。
ファントールはル・マン24時間レースでの総合優勝を目指したいと公言しているが、ポルシェはWECでのファクトリー963プログラムから撤退したため、現状ではその目標は達成できない。
「ポルシェのファクトリードライバーとして過ごした10年間で素晴らしい成功を収めることができ、とても感謝している」とファントールは語った。
「僕らはともに、さらに多くのトロフィーとタイトルを獲得したいと思っている。しかしながら、個人的には大きな夢があり、それを追い求めたいとも思う」
「同時に、ラウリン・ハインリッヒが2027年からポルシェ・ペンスキー・モータースポーツのIMSAレギュラードライバーに加わることを心から嬉しく思う。彼はこのチャンスにふさわしい人物だ」
一方のハインリッヒは昨年のWEC最終戦、バーレーン8時間レースで963を駆ってデビューして以来、目覚ましい活躍を見せている。24歳のドイツ人ドライバーである彼は現在、このマシンで60%という驚異的な勝率を誇る。
彼はIMSAのシーズン開幕戦となるデイトナ24時間レースと続くセブリング12時間レースで7号車を駆り優勝。さらに先週末には、JDCミラー・モータースポーツにとってGTPクラス初となる勝利を飾った。
「ポルシェは僕のレーシングキャリアにおいて、最初から非常に重要な役割を果たしてきた」とハインリッヒは語る。
「だからこそ、ポルシェには強い愛着を感じている。2027年にポルシェ・ペンスキー・モータースポーツとともにIMSAタイトルを争えることをとても嬉しく思っている」
現在GTPドライバーズランキング首位に立つハインリッヒは、JDCミラーとともに今年のウェザーテック・チャンピオンシップの残りのレースの大半に出場する予定だ。
ただし、スパ24時間レースとの日程が重なるワトキンス・グレン6時間と、シーズン最終戦となるプチ・ル・マンは例外で、そこでは再びペンスキーの7号車に復帰する予定だ。
[オートスポーツweb 2026年05月07日]