「並んで歩けば恋人同士」30代の銀座ホステスが椅子から落ちかけた“50代男性の寝言”。結婚したくてもできないのは“絶望的な勘違い”のせい

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2026年05月07日 16:30  日刊SPA!

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※画像はイメージです。 
画像生成にAIを利用しています
 謎の風邪をひいてしまい、朝目が覚めたら声が本間朋晃選手(カスカス声で知られる人気プロレスラー)だったのですが、身体は超元気です。
 大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。

◆理想の結婚をつかみ取りたい男女の奮闘

 フジテレビ系のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で、婚活に奮闘する人々を追った「結婚したい彼と彼女の場合〜令和の婚活漂流記2026〜」が、2月1日・8日にわたって放送され、話題を呼びました。

 番組内では、カリスマ婚活アドバイザー・植草美幸氏の結婚相談所のもとで理想の結婚を目指す男女の奮闘が描かれており、中でも注目を集めたのは、収入面で苦戦しつつも、自分を変えようともがく介護福祉士の男性・久保さん。

 彼は、自身の倍近い年収で6歳年上の女性と初めてのデートに挑みますが……。

 結婚したくてもできない男性には“決定的な課題”があるのです。それでは、さっそく解説します。

◆久保さんはまだ31歳だから勝てる可能性あり

 年収370万円で専門卒、現在は介護福祉士として働く31歳の男性・久保さんは、6歳年上で、久保さんの倍近い年収がある女性・京子さんと仮交際に進み、初めてのデートに挑みます。

 しかし、結果は“お断り”。「働く妻を夫がサポートする」という久保さんの結婚観と、彼女の結婚観がマッチしなかったことが今回のお断りの理由でした。

 その後は、年収2,000万円、外資系企業の専門職に就いている女性・紗栄子さんと仮交際に進み、デートを重ねます。紗栄子さんの望む男性像に少しでも近づこうと、訪問介護サービスの会社に転職し、ケアマネージャーの資格取得のための勉強も始めますが……。そんなある日、彼女から突如「交際終了」を告げられてしまいます。

「ふざけんなよ」と涙をにじませた久保さんですが、彼はきっと大丈夫。ご自身の年収の低さやキャリア形成の不十分さとしっかり向き合い、改善しようと行動していますし、なんといっても彼はまだ31歳です。

 厚生労働省のデータ(2023年)によると、男性の結婚件数が最も多い年齢は27歳で、平均初婚年齢は31.1歳です。男性の平均初婚年齢は上昇傾向にあり、近年では30代で初めて結婚する男性は珍しくありません。

◆決定的な課題は「年齢」

 結婚したくてもできない男性にとっての決定的な課題ですが、これはズバリ「年齢」です。中でも、年下の女性とマッチングしたい50代は苦戦します。

 番組には、53歳、年収800万円の男性・伊藤さんも登場しました。伊藤さんが結婚相手に望む条件は「40代前半まで」「子どもが欲しいこと」でした。そして、彼がお見合い相手として選んだのは17歳年下の36歳女性です。

 女性は「今から子づくりして、子どもを大学まで卒業させる頃には伊藤さんの年齢が75歳、76歳とか」「現実的には私が頑張って働かないといけない」と、渋い顔。交際成立にはいたりませんでした。

 植草氏は「伊藤さんは自分と見合う人と結婚してもらった方が幸せ」と、伊藤さんを諭しますが、彼がこれを聞き入れる様子はなく、終始ポカーンとしていた印象です。

 番組内では、自身の父親と同年代の男性と成婚に至った35歳の女性が紹介されていましたが、お相手の男性は年収4億円の超が付くお金持ち。50代のおじさんはべらぼうな年収がないと、色々とキビシイのが現実です。子育てや両親の介護のことを考えれば当然のことですよね。

◆35歳以上の女を「同年代」扱いする50代おじさん

 おそらくなのですが、伊藤さんはこれでも「妥協」してあげているつもりで、本当は20代前半と子づくりがしたい。でも、20代前半はさすがに若すぎるよな〜、というところまではわかっているので、36歳の女性に声をかけたのではないでしょうか。

 たぶん、多くの50代男性の頭の中では20代はオネエチャンで、30代はおばさん。だから「30代のおばさんと53歳のおじさんは同年代で同格なんだ」ってことになっているのではないでしょうか。

 37歳になる私ですが、50・60代の男性に「キミくらいの年齢の女性がちょうどいいんだ」「話が合うし、落ち着くんだ」「並んで歩いたら恋人同士にしか見えないよね」と、ニコニコされて椅子から落ちそうになったことならあります。

 身も蓋もない話で大変恐縮なのですが、53歳と36歳はさすがに同年代じゃないし、伊藤さんがターゲットにしている「40代前半」女性から見ても53歳って、おそらくけっこうおじさんですよ。まずはその「ハンデ」を、ちゃんとハンデとして認識できないとまずいです。

◆焦らなすぎる男たち

 女たちがクリスマスケーキに例えられたり、ナニが腐るとか散々なことを言われている一方で、おじさんたちは「男はいつまでも少年」と甘やかされてきました。

 そのせいか、「結婚はいつでも自分の好きなタイミングでできるもの」と誤解している男性が多い気がします。私の周囲でも、仕事も遊びも満喫して、結婚はそのあとでいいや〜、とのんびりしている男性をちらほら目にします。

「男性の生殖能力にはリミットがないから」と、悠々としている男性がいまだ少なくありません。でも、おじさんを選んで、受け入れてくれる女性がいないと、当然「赤ちゃん」はできませんよね。それが現実です。

 50代の男性が、20・30代の男性とまともに張り合えるわけがないんです。

◆どうしても結婚したい50代へ

 今回は、「結婚したくてもできない男性」について解説しました。

 結婚したくてもできない男性にとっての最大の課題は「年齢」です。正しくは、ターゲットとしている女性との「年齢差」です。20代と結婚したいなら20代のうちに、30代のうちに結婚したいなら30代のうちにしちゃうのが一番簡単なんです。同年代同士なら、年収やキャリアについてもそこまで厳しくチェックされません。たぶん。

 厚生労働省の「人口動態統計」によると、この50年で婚姻数は約半分に減っていますが、減ったのはほとんど「年の差婚」であることがわかっています。同年齢同士や1歳差(夫が年上)の夫婦は、むしろ増加傾向にあります。

 どうしても結婚したい50代は50代同士でマッチングすることをおすすめします。子どもについてだって、養子縁組などの選択肢だってありますよ。

<文/みずえちゃん>

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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