
私が怒鳴ると、夫はようやく「マズイ」という顔をしました。


私だってこれまでに何度も熱を出したことがあるし、インフルエンザにかかったこともあります。でも、夫が看病してくれたことは一度もありません。つらい中、自分で病院へ行き、ご飯もいつも通り用意していました。
「なぜ私ばかりあなたに気を遣わなければいけないの?」と聞くと、夫は「こっちは高熱出してるんだからやめてくれよ……」と。
夫の言葉に、私は思わず鼻で笑ってしまいました。
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夫の今回の「高熱」は37.2℃。だったら、40℃近い熱を出していた私が看病もしてもらえないどころか、家事も息子の世話も普段通りひとりでこなしていたのはどう考えてもおかしいのではないでしょうか。
私が突き放すと、夫は顔面蒼白になりました。
私が詰め寄ると、夫はうろたえ始めました。私の皮肉に返す言葉もなく、ただただ黙るばかりです。
結婚して10年、私が体調を崩したときに夫はいつも何もしてくれませんでした。それなのになぜ私ばかりが夫を特別扱いしなければならないのでしょうか?
それでも自称「高熱」と話す姿に呆れ果て、「献身的な人といたいなら実家に帰れ」と言い放ちました。
青ざめて謝ろうとする夫を突き放した私は、今は彼の顔すら見たくありません。
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