オークス2026に出走予定のアランカール(今年4月撮影、ユーザー提供:Daigoさん) 名牝シンハライトの5番仔となるアランカール(牝3、栗東・斉藤崇史厩舎)が、オークス(3歳牝・GI・芝2400m)で史上3組目の母仔制覇を狙う。
アランカールは父エピファネイア、母シンハライト、母の父ディープインパクトの血統。母は16年の桜花賞で2着だったが、続くオークスを制し、世代の頂点に立った。さらに祖母のシンハリーズは05年のデルマーオークスの覇者。伯父のアダムスピークは11年のラジオNIKKEI杯2歳S、伯母のリラヴァティは16年のマーメイドSを制している。馬名の意味由来は「宝飾品(ヒンディー語)。母名より連想。輝かしい成績を収められる様」。(有)キャロットクラブにおいて総額8000万円で募集された。
ここまで5戦2勝。25年7月のデビューから新馬、野路菊Sと2連勝。続く阪神JFは1番人気で5着に終わったが、後方から外々を回して0秒5差だから、力を再確認させる内容だった。そして今年になってからは武豊騎手とコンビを組み、チューリップ賞が1番人気で0秒1差の3着、桜花賞が4番人気で0秒6差の5着。人気を下回る着順が続いているものの、いずれのレースでも脚を使っていた。今回は2400mへの距離延長となるが、血統や体形、レースぶりから見て、おそらくプラス。それだけに巻き返しの可能性大だ。
オークスの母仔制覇となれば、43年の母クリフジ→54年の娘ヤマイチ、83年の母ダイナカール→96年の娘エアグルーヴに続き、史上3組目の偉業だ。名手に導かれ、母に続き樫の女王となることを期待したい。