

当時の収入と貯蓄では、どう考えても2人分の大学進学費用は準備してあげられませんでした。1人にだけ出すというわけにもいかず、それぞれに奨学金を借りてもらったのです。おかげで今や息子たちも立派に巣立ったのですが……。

通帳を見てため息……。以前も似たようなことをしていたなと思い出します。そう、2人の息子に奨学金を借りてもらうと決めたときです。そのとき私の脳裏に「奨学金の残額をすべて返還してあげる」というアイデアが浮かびました。


私たちも決して贅沢はせず、身の丈に合った生活はしていたつもりです。しかし息子2人の希望をそのまま叶えてあげられるほどの経済力がありませんでした。そのため子どもたちにはそれぞれ奨学金を借りてもらったのです。
そして子どもたちが自立した後、今度は私たちの老後が心配になってきました。そのとき、ひらめいたのです! 子どもたちの奨学金を支払ってあげたら、私たちの老後の面倒を見てくれるはず……。計画はバッチリだと思っていました。けれど予想外の反応をされたのです。
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