中東情勢に関する関係閣僚会議で発言する高市早苗首相=2日午後、首相官邸 高市早苗首相は2日の中東情勢に関する関係閣僚会議で、ナフサ由来の石油化学製品について「年度を越えて供給継続が可能となる」と語った。塗料やシンナーなどの流通に目詰まりが生じていることを踏まえ、原料となるトルエンなどを最大で例年の1.8倍供給する方針も示した。
ナフサは国内精製と代替調達により、従来の供給量の85%の水準まで回復。ポリエチレンなどの中間製品の輸入量も増え、4月の在庫使用量を抑えられたという。
トルエンなどの供給量拡大に向けては、商社経由に加え、石油化学メーカーや石油元売りからシンナー・塗料メーカーに直接供給する仕組みも設ける。高市首相は「地域の隅々の工務店にも行き渡るようにする」と強調した。

中東情勢に関する関係閣僚会議で発言する高市早苗首相(左から3人目)。同2人目は赤沢亮正経済産業相=2日午後、首相官邸