映画『機動警察パトレイバー EZY File 1』公開後スタッフトークに登壇した(左から)ゆうきまさみ、出渕裕監督、伊藤和典(C)ORICON NewS inc. 伊藤和典氏「俺を絶交したのと関係ある?」
【番組カット】和気あいあいトークを繰り広げたゆうきまさみ氏&出渕裕監督&伊藤和典氏 人気アニメ『機動警察パトレイバー』シリーズの完全新作『機動警察パトレイバー EZY File 1』公開後スタッフトーク「ぶっちゃんの部屋 パート2」が2日、都内で行われ、出渕裕監督、脚本・シリーズ構成の伊藤和典氏、キャラクター原案のゆうきまさみ氏が登壇。過去シリーズで監督を務めていた押井守監督が本作の新作を書かない理由が明かされた。
イベントでは、今作のほか、これまでのシリーズの思い出や、新作読切などについて和気あいあいとトークを繰り広げた。出渕監督は、最近雑誌の企画で押井監督と対談したが、「去年、一昨年ぐらいかな」とその前にも対談していたと振り返り、「そういう意味ではそんなすごい間が空いている感じはなくて。その時間もけっこうおもしろくて、3回くらい押井さんに『ぶっちゃん、きょうは楽しかったよ』って(言われた)」と笑顔で語った。
そんな出渕監督に、ゆうき氏が「世間の人は誤解しているかも知れないけど、押井さんにシナリオ書いてほしいんだ?」と直撃。これに出渕監督は笑いをこぼしつつ、「言ったんだよ。一本くらい書きます?って。人の本でコンテ切ったりとか、自分の脚本だけでっていうのは懲りたみたいなことを言っていて。なんかあったんでしょうね」と押井監督が新作を書かない真相を告白した。
これを聞いて、伊藤氏は「(押井監督が一度だけ)俺を絶交したのと関係ある?」とポツリ。自宅が隣同士だった頃に、押井監督から「犬の飼い方がなっとらん!」と怒られたことを明かし、笑いを誘っていた。
『機動警察パトレイバー』は、1988年4月にオリジナルビデオアニメとして制作。舞台は20世紀末の東京で、胸に桜の代紋が輝く警視庁のロボットが、街中を闊歩する世界。そこでイングラムと呼ばれるロボットに搭乗し、犯罪者に立ち向かう特車二課の隊員の活躍を描いた物語。OVA、劇場版、コミック、テレビアニメと次々にヒットを記録し、現実世界が作品世界の時間軸を追い越した現在でも数多くのファンに愛され続けており、押井守氏の監督・脚本で実写化もされた。
シリーズの新作アニメ『機動警察パトレイバー EZY』は、File 1(第1章:第1話〜第3話)につづいて、File 2(第2章:第4話〜第6話)が8月14日、File 3(第3章:第7話、第8話)が2027年3月に公開される。シリーズの完全新作は16年公開の『機動警察パトレイバーREBOOT』以来、10年ぶりとなる。
MCは、喜屋武ちあきが務めた。