ケビン・マグヌッセンがNASCARカップ初参戦。トラックハウスの『PROJECT91』でサンディエゴへ

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2026年06月05日 14:00  AUTOSPORT web

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現在、耐久シーンで活躍を演じるケビン・マグヌッセンが、今月末にもNASCARカップシリーズに初参戦
 現在、耐久シーンで活躍を演じるケビン・マグヌッセンが、今月下旬にもNASCARカップシリーズに初参戦。トラックハウス・レーシングが用意する国際ゲスト招聘枠『PROJECT91』より、サンディエゴでのNASCAR初開催イベントにエントリーし、未知の市街地トラックにて“Next-Gen”規定の91号車シボレー・カマロZL1をドライブする。

 モータースポーツ最高峰のF1では2度の参戦期間にわたり、合計185回のグランプリレースに出場。現在はBMW MチームWRTからFIA WEC世界耐久選手権と、北米ではIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップにも参戦している。

 デンマーク出身でNTTインディカー・シリーズにも参戦経験があるマグヌッセンだが、NASCARカップシリーズ初参戦のメインパートナーとして巨大半導体・通信技術メーカーのQualcomm(クアルコム)社がプログラムを支援する。

​​「NASCARでレースをする機会を戴き、大変光栄に思っている」と語ったマグヌッセン。「ジャスティン・マークスとトラックハウスがPROJECT91で成し遂げたことは他に類を見ない。NASCAR以外のドライバーに、このレベルで戦うチャンスを与えてくれたんだからね。この機会を得られたことを誇りに思うよ」

 トラックハウス・レーシングは、このPROJECT91のチーム枠でエリオ・カストロネベスを伝統の開幕戦『Daytona 500(デイトナ500)』に送り込んでおり、チームは2022年のプログラム始動以来、F1チャンピオン経験者のキミ・ライコネンや、豪州RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ3冠を誇る“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンらを起用し5戦に出場している。

「すでにノースカロライナでチームと時間を過ごし、全員と顔を合わせ、シートのフィッティングを行い、ピットストップの手順やNASCARの週末準備に必要なあらゆる詳細を確認した」と続けたマグヌッセン。「彼らは素晴らしいチームであり、信じられないほど献身的で、僕と同じくらいNASCARデビューを心待ちにしているんだ。サンディエゴに行って、すべてを初めて体験するのが本当に待ち遠しいよ」

 サンディエゴに位置するコロナド海軍基地で初のストリートレース実施をアナウンスしていたNASCARカップシリーズだが、この6月19日から21日に掛けて全長3.4マイル(約5.8km)で合計16のターンを有する年間スケジュール最長のコースにて3大ナショナルシリーズを開催。NASCAR史上2箇所目のストリート戦かつ、アメリカ海軍250周年記念イベントとして催される。

 そのため、世界的レーシングシミュレーター『iRacing(アイレーシング)』の協力も受けて構成されたレイアウトは、スタート/フィニッシュラインから海軍航空士官の第1号セオドア・エリソン中佐にちなんで『エリソン・スタート/フィニッシュライン』と名付けられ、さらに『空母コーナー』と名付けられたターン5は急角度の左コーナーとなり、空母2隻のドッキング地点中間に位置。

 続くターン8の『コロナドシケイン』から始まる一連のコーナーは、基地内へとスピードを上げていくドライバーにとって急勾配のチャレンジとなる。そしてターン14『ランウェイロード』は、ハルシーフィールドの滑走路18/36の北端近くにあることから、その名が冠された。

 このサンディエゴの週末で、マグヌッセンはロス・チャスティン、SVG、そしてルーキーのコナー・ジリッシュとともに4台目のマシンをドライブし、クルーチーフはフィル・サーゲンが務める。そのサーゲンは過去5年間チャスティンのチームを率いていたが、今季からレース活動を休止していた。

「今季もPROJECT91を復活させられることを大変うれしく思う。とくにサンディエゴでの参戦は格別だ」と語るのは、チームオーナーのジャスティン・マークス。「このPROJECT91再始動を実現させるために、適切なパートナーとドライバー、そして適切な機会を待っていた。クアルコムは世界的なブランドであり、ケビン・マグヌッセンは世界的なドライバーだ。どちらもPROJECT91を運営する上で、我々が重視する要素だよ」

[オートスポーツweb 2026年06月05日]

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