シルバーストンでWECのレースが最後に開催されたのは2019年だ 6月12日、フランスのル・マンでACOフランス西部自動車クラブの年次記者会見が行われ、WEC世界耐久選手権の2027年シーズンカレンダーが発表された。シルバーストンは、この中で来季実施される9つ目のイベントとして確認され、シリーズへの待望の復帰を果たすことになった。
2012年の初開催シーズン以来、WECの主要な開催地であったシルバーストンだが、2019年を最後にカレンダーから姿を消していた。そんなイギリス・ラウンドが来季はシーズンの第3戦として4月23日から25日にかけて開催される予定だ。
F1イギリスGPの開催地は昨年、ACOルールのレースシリーズであるELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズの舞台として戻ってきたあと、WECカレンダーへの登場が広く期待されていた。
2027年シーズンは、暫定的に3月25日から27日にカタールで行われる1812km(10時間)レースで幕を開ける。
Sportscar365が入手した情報によると、このレースは当初セブリング12時間レースと同じ週末に開催される予定だったが、メーカーやドライバーに重大な問題を引き起こす可能性があったため、日程が変更されたいう。
これに続いて4月9日から11日にイモラ6時間レースが行われ、その後に新たなシルバーストンのイベントとスパ・フランコルシャン6時間レースが続く。これらすべてが、6月12日から13日に確定しているル・マン24時間レースより前に開催される。
本戦の一週間前に行われる恒例のル・マン・テストデーは、今季と同じくIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のデトロイト戦とバッティングする予定だ。
その後、WECはサンパウロ6時間レースのためにブラジルへ移動し、続いてサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でのローン・スター・ル・マン、日本では富士6時間レースが行われ、暫定的にバーレーン8時間レースでシーズンを締めくくることになっている。
ACO記者会見では、今季2026年の最終2戦の確定については言及されなかった。これらはカタール(10月22〜24日)とバーレーン(11月5〜7日)で開催される予定だが、Sportscar365は中東の困難な地政学的状況が続く場合に備えて、バルセロナとモンツァでの代替イベントが準備されていると理解している。最終的な決定は来月中旬までになされる見通しだ。
■2027年WEC世界耐久選手権シーズンスケジュール(6月12日発表)
ラウンド/開催日/イベント/開催地/開催国
Test/3月21〜22日/プロローグ/ルサイル・インターナショナル・サーキット/カタール
Rd.1/3月25〜27日/カタール1812km/ルサイル・インターナショナル・サーキット/カタール
Rd.2/4月9〜11日/イモラ6時間/イモラ・サーキット/イタリア
Rd.3/4月23〜25日/シルバーストン6時間/シルバーストン・サーキット/イギリス
Rd.4/5月13〜15日/スパ・フランコルシャン6時間/スパ・フランコルシャン・サーキット/ベルギー
Test/6月6日/ル・マン・テストデー/サルト・サーキット/フランス
Rd.5/6月9〜13日/ル・マン24時間/サルト・サーキット/フランス
Rd.6/7月9〜11日/サンパウロ6時間/インテルラゴス/ブラジル
Rd.7/9月10〜12日/ローン・スター・ル・マン/サーキット・オブ・ジ・アメリカズ/アメリカ
Rd.8/9月24〜26日/富士6時間/富士スピードウェイ/日本
Rd.9/11月5〜6日/バーレーン8時間/バーレーン・インターナショナル・サーキット/バーレーン
[オートスポーツweb 2026年06月12日]