MotoGP:中上、ポール獲得経験もあるドイツGPは、タイムがかなり接近するため「チャンスがある」

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2018年07月13日 12:42  AUTOSPORT web

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ドイツGPで4戦ぶりのポイント獲得を目指す中上
2018年のMotoGP、シーズン折り返しとなる第9戦ドイツGPに向け、LCRホンダ・イデミツの中上貴晶が意気込みを語った。

 中上は第6戦イタリアGP以降、苦戦を強いられておりポイント圏内でフィニッシュできてない。前戦オランダGPではリヤタイヤのグリップ不足に苦しみ、13番グリッドスタートから19位フィニッシュに終わった。

 第7戦カタルーニャGPのように、予選ではQ2進出を果たすなど好走をみせているが、その流れを決勝につなげられず、いまひとつ波に乗れていない感がある。

 ドイツGPで中上は表彰台獲得こそないものの、Moto2参戦時代の2016年には予選ポールポジションを獲得している。中上自身も「過去2年のMoto2でもいい走りをできていたので、好きなコース」だと語っており、このザクセンリンクで復調の鍵を握りたいところだろう。

「レイアウトはかなり特徴的でトップスピードが決め手になるコースではなく、ラップタイムはかなり接近すると思うので、きっと僕たちにもチャンスがあると思います」

「コース全体の90パーセントが左コーナーで右コーナーは10パーセント程度で、右側のフィーリングをつかむことが難しいため、しっかりとセットアップを煮詰めていくことが重要です」

「僕のライディングスタイルに合ったコースだと思っていますが、金曜の走り出しからしっかりとセットアップを積み上げ、土曜のフリー走行3回目では予選の好順位をねらえる状態に仕上げたいです」

 このドイツグランプリでシーズンも折り返し。MotoGPは8月第1週目に開催される第10戦チェコGPまでサマーブレイクに入る。

 中上は7月末に鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿8時間耐久ロードレースのテスト参加のために日本とヨーロッパを往復しており、ハードなスケジュールをこなしているが、ここが踏ん張りどころ。いい形でMotoGPの前半戦を終え、シーズン後半につなげたい。

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