日本、イラク戦に向け課題を残す…8連勝中のシリアを相手に1983年以来2度目のドロー

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2017年06月07日 21:22  サッカーキング

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日本代表対シリア代表の一戦はドローに終わった [写真]=兼子愼一郎
キリンチャレンジカップ2017が7日に東京スタジアムで行われ、日本代表とシリア代表が対戦した。

 GKは川島永嗣。DFは右から酒井宏樹、吉田麻也、昌子源、長友佑都の並び。アンカーポジションに山口蛍が入り、インサイドハーフの位置に今野泰幸と香川真司。前線には原口元気、久保裕也、大迫勇也という組み合わせになった。

 開始早々の7分、日本にアクシデントが襲い掛かる。香川が球際の攻防の際に左肩を痛め、10分に倉田秋との交代を余儀なくされる。日本のチャンスは17分、代わって入った倉田のスルーパスに大迫が反応。しかし、シュートはGKイブラヒム・アルマに阻まれた。対するシリアは27分、日本のゴール前でこぼれ球を拾ったマハムード・アルマワスがシュートを放つも右のサイドネット。前半終了間際の40分には原口が左足を振り抜くが、シュートはわずかに枠の上へと外れた。前半は両チーム得点は生まれず、スコアレスで折り返す。

 日本は後半開始から久保に代えて本田圭佑を投入する。

 後半立ち上がりの48分、シリアはCKの流れからアムロ・ジェニアトのクロスにマルデク・マルドキアンが頭で合わせる。このヘディングシュートが決まり、日本は先制点を許してしまう。

 53分、山口を下げてこの試合が代表デビュー戦となる井手口陽介を送り出す。すると58分、左サイドの連携から長友が抜け出しグラウンダーのクロスを送る。このクロスにファーサイドから走り込んできた今野が詰めて同点弾を挙げる。



 勝ち越し点を狙う日本は59分、原口に代えて乾貴士、続く62分には同点ゴールを決めた今野を下げて浅野拓磨を投入する。73分には大迫からのパスを受けた本田にチャンスが訪れるも、GKアルマが好セーブ。続く77分には乾が得意のドリブル突破からシュートまで持ち込む。しかし、このシュートもGKアルマに阻まれた。

 85分には岡崎慎司を送り出し得点を狙いに行ったが、最後までゴールネットを揺らすことはできず、タイムアップのホイッスル。

 試合は1−1で終了。対シリア戦8連勝中の日本だったが、1983年以来となる2度目のドローとなった。

 日本は次戦、13日に2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選でイラク代表と敵地で対戦する。

【スコア】
日本代表 1−1 シリア代表

【得点者】
0−1 48分 マルデク・マルドキアン(シリア)
1−1 58分 今野泰幸(日本)


このニュースに関するつぶやき

  • 帰宅した時は試合終わってて、内容は分かりませんが、この結果だけを見れば、イラクは「日本恐るに足らず」と勢いづいてしまうのではないでしょうか?
    • イイネ!61
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