考えてみれば、私たちのほとんどは、毎日肉か植物を食べていますよね。私たちはみんな、残酷と言えば残酷なのです。お経をあげるときに、最初に懺悔から入るのも、そういうわけだと思います。

“鬼灯の冷徹”観てから、原点の“殺伐”とした「かちかち山」は読んでみたい絵本です(● >_<)و⁾⁾

絵本から、色々学びました！

グリム童話もぞっとするものが少なくない。。。

かちかち山で【復讐は徹底的、かつ容赦なく殺らねばならない】事を学んだ。婆さんが狸の命乞いと反省を真に受けるマヌケさで死ぬのは現在社会での犯罪者を現行犯逮捕した際に必要な教訓。ウサギの素性は謎だが。

珍しく良記事

昔話や伝承は古人の知恵・風刺・教訓・戒めなどが豊富だ。それを現代人の勝手な「残酷な」主観だけで委縮するのは非常につまらない。一方で、書店で児童書が全部ビニル覆いになってるのは機会をさらに殺してる。

どこが過激な表現なの？世間は残酷だが優しくもあり、そこに生きる命は簡単にあっけなくなくなって二度と帰ってこないから大切なのではないの？その命を奪って僕らは生きているのに。

「マイルド化」と言えば聞こえは良いが、要は「改変」「改悪」。何者かが都合よく話を作り変えているだけのこと。今の子供は本当の話を知らず、一部の者にとって都合の良い話を聞かされて可哀そうだな。

大人の都合で多様な知識を与える機会を奪うこともまたひとつの暴力だと私は思うなぁ。表現に遠慮のない出版社があっていいと思うし、私はそんな会社をぜひとも応援したい。

子どもの世界はある意味、生きる厳しさに満ちていて、過酷である。このかちかち山は、子どもの目から見て、納得のいく世界観だと思う。人間の「本音」を理解できなければ、優しさを自分でつかみ取れない。