割とレアなケースだと思いますが、元祖秋葉系（＝無線、音響、鉄道などの界隈を総括する呼称。「オタク」という呼び名はまだ無い頃）の仲間内でアマチュア無線のリグを携帯電話代わりに使っていました。

男友達だったら部室に居れば会えたし、女の子だったら黒電話に親が出るのが嫌だったから当日中に次のデートの日にち時間と待ち合わせ場所を決めてたよね。大体みんなそうじゃない？

私もそうでしたね。｢立ち入り禁止の波止場の第3倉庫に8時半｣に集まってました。

駅の掲示板も、重宝したよ！

♪ダイヤル回して手を止めた〜　家では自宅電話や外では公衆電話ですね。

行きつけの店に行けば誰かいるかな？と。居なければ他のお客さんと仲良くなったり。一人で飲みに出る人は多かったと思う。皆んな子供の頃から友達の家に電話をしてたから自然と電話のマナーも身についたよ。

アマチュア無線で、いつもの時間にいつもの周波数に合わせる。そこでアイボール(eye ball = 直接会う)の約束をする。公に聴かれてしまうが、当時は特に問題も無く…

今は直ぐに連絡が取れる分、約束や段取りがいい加減な者が多い。故に昔はどうだったのかが想像出来ないと言う話。

友人と会うためには、事前に『何度も打ち合わせ』してたっけ。また、知らず知らずに『知り合い』も増えてきた。メール等も『便利』だから、あながち否定的じゃないよ。

ちゃんと待ちあわせ場所を決めて次の日その場所に行く。用事が入ったら、早くて前々日か遅くて前日に行けないと連絡。