「新潮」に関するニュース (313件)

 ネタバラシ厳禁。  だから触れられることがほとんどないです以上。  これだと書評する意味がほとんどないのだが、白井智之『エレファントヘッド』(KADOKAWA)はまさしくそういう作品なのである。帯にも「…

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。 夜のトンネルを飛び出した少女が、画面のほうを振り向いて、自分の恋心が見世物…

 ミュージシャンやタレントなど、人に見られる仕事をしている人たちにとってスキャンダルは致命的だろう。それはどの国においても共通して言えることだが、日本と海外ではそもそもの考え方が違うようだ。  今回み…

 高丘哲次は、架空都市を舞台とした長大かつ奇想に満ちた『約束の果て 黒と紫の国』で日本ファンタジーノベル大賞2019を受賞してデビューを果たした新鋭。本書『最果ての泥徒』は、それにつづく第二作となる。  …

伊奈子原作によるTVドラマ「泥濘の食卓」のポスタービジュアルが公開された。 【大きな画像をもっと見る】 「泥濘の食卓」は主人公の捻木深愛(ねじきみあ)が、バイト先のスーパーの店長・那須川夏生と不倫の恋に…

 落ち着いた雰囲気の喫茶店。そこに単行本を抱えた女性が訪れる。店内では別の女性が同じように単行本を手に読書にふけっている。カウンターでは、少女がまた同じように読書──。9月11日より放映されている衣料品…

 鍵盤ハーモニカという楽器を覚えているだろうか。  パイプを吹きながら鍵盤を叩いて音を出すあの楽器だ。小学校の頃に音楽の授業で使用した人も多いのではないだろうか。もしかしたら“ピアニカ”という商品名の…

 愛子さまの幼少期のお気に入りは、ミリオンセラー絵本。美智子さまが上皇后になられたあとの楽しみに挙げられたのは英国のユーモア探偵小説。秋の夜長に読んでみたい、皇室の方々の思い出深い名作をとっておきのエ…

世の中には「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」だけでなく、「ヤバい男=ヤバ男(ヤバダン)」も存在する。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、芸能人や有名人の言動を鋭くぶった斬るライターの仁…

類家海の新連載「けがわとなかみ」が、本日9月29日に新潮社のWebマンガサイト・くらげバンチでスタートした。 【大きな画像をもっと見る】 2022年12月に「自分を食べようとしたたきつねに恋したうさぎのおはなし」…

 60年以上にもわたって掲げられた『ジャニーズ事務所』の屋号が下される。これに伴い、ファンの間で長らく親しまれた「ジャニーズJr.」「関西ジャニーズJr.」の名称も変更される見通しだ。  一方で、すでに多くの…

磯見仁月「傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン」が約1年間休載することが、同作の公式X(旧Twitter)アカウントで発表された。 休載を告知する公式X(旧Twitter)のポスト 公式Xでは今回の休載について、磯見の取材…

10月23日(月)〜11月1日(水)にて開催となる第36回東京国際映画祭の予告編が解禁。世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作を含むガラ・セレクション部門全14作品が決定した。 オープニング作品は…

大日本印刷は9月19日、丸善ジュンク堂書店、文教堂およびトゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto」における「週間ランキング」を発表した。集計期間は9月11日〜17日。 ○honto総合スト…

あずみきし「死役所」の10周年を記念し、本日9月21日発売の月刊コミックバンチ11月号(新潮社)には総勢20人の作家による「死役所公式アンソロジー」が付録として同梱されている。 【大きな画像をもっと見る】 ア…

Text by 山元翔一Text by 畑中章宏1941年生まれの宮駿にとって、2023年7月公開の映画『君たちはどう生きるか』は「最後の長編映画」になるかもしれない。が、しかし、まだやり残したこと、「宿題」があるのではな…

伊奈子原作によるTVドラマ「泥濘の食卓」の追加キャストが発表された。原菜乃華、戸田菜穂、筒井真理子ら6人が出演する。 【大きな画像をもっと見る】 「泥濘の食卓」は主人公の捻木深愛(ねじきみあ)が、バイト…

伊奈子原作によるTVドラマ「泥濘の食卓」に吉沢悠、櫻井海音が出演する。 【大きな画像をもっと見る】 「泥濘の食卓」は主人公の捻木深愛(ねじきみあ)が、バイト先のスーパーの店長と不倫の恋に落ち、店長の息子…

『荒野にて』『さざなみ』のアンドリュー・ヘイ監督が山田太一の小説「異人たちとの夏」を映画化した『All Of Us Strangers』(原題)が邦題『異人たち』として2024年春に公開されることが決定した。 夜になると人…

Text by 山口こすもText by 生駒奨Text by 白鳥菜都「あの子は本当に『いい子』だよね」。日常会話のなかでもよく聞くフレーズ。席を譲る、順番を抜かされる、接待に参加させられる、そして歩きスマホの人に「ぶつか…

世の中には「ヤバい女=ヤバ女(ヤバジョ)」だけでなく、「ヤバい男=ヤバ男(ヤバダン)」も存在する。問題は「よいヤバさ」か「悪いヤバさ」か。この連載では、芸能人や有名人の言動を鋭くぶった斬るライターの仁…

戦争や平和について……重いテーマのように感じる人もいるかもしれませんが、親から子へ伝えたり、一緒に語り合ったりしたいテーマのひとつではないでしょうか。ママスタコミュニティに、こんな投稿がありました。『…

ワダユウキ「西成ユートピア」の1巻が、本日9月8日に発売された。 【大きな画像をもっと見る】 フリーライター・國友公司による体験ルポ「ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活」のコミカライズとして、新潮社のWebマン…

さとうはるみ「ドルおじ #ドールに沼ったおじさんの話」の1巻が、本日9月8日に発売された。 【大きな画像をもっと見る】 主人公は42歳の独身サラリーマン・矛橋真澄(ほこはしますみ)。年収もそこそこあり、いい…

鷹野久「手のひらねこ」の1巻が、本日9月8日に発売された。 【大きな画像をもっと見る】 月刊コミックバンチ(新潮社)で連載中の同作は、男子高校生の奏と、猫の姿をした妖精・手のひらねこの物語。手のひらねこ…

"普通"でも"知的障害"でもない、そのはざまにある「境界知能」という言葉をご存知でしょうか? そんな「境界知能」について解説しているのが、『境界知能の子どもたち』(SBクリエイティブ/宮…

Text by CINRA編集部岸善幸監督の映画『正欲』の新場面写真が到着した。原作は『第34回柴田錬三郎賞』を受賞した朝井リョウによる小説『正欲』。不登校の息子が世間から断絶されることを恐れる検事・寺井啓喜、世間…

 2篇の中編が収録されている。主人公たちの中にあるいくつかの小さな黒い感情が、徐々に集まってきて、大きくてほぐれないかたまりになっていく。リアルな心理描写に引きずり込まれ、読み進めるほどに気分が悪くな…

伊奈子「泥濘の食卓」のTVドラマ化が決定。10月21日よりテレビ朝日系24局で放送され、主演を日向坂46の齊藤京子が務める。 【大きな画像をもっと見る】 「泥濘の食卓」は、田舎町のスーパーに勤め、店長と不倫関係…

夜なのに朝日の新連載「化け! へだてなく」が、本日9月1日に新潮社のWebマンガサイト・くらげバンチでスタートした。 【試し読み】雷門の提灯をよく見ると…… 平成たぬき事変により、人と化け狸がともに暮らすよ…

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