1円〜1万円以下で買えるオススメAndroidスマートフォン【2024年8月版】 MNPで最新機種をお得に入手しよう

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2024年08月30日 06:11  ITmedia Mobile

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AQUOS wish3は2万円割引の一括9700円。SIMの契約が初めてでなくても対象。他に3機種も同様のキャンペーン中だが、Xperia 10 VとOPPO Reno9 Aは記事執筆時点で全色在庫切れ中となっている

 円安や原料価格の高騰によりスマホの価格は全体的に高騰していますが、今でも安く買える機種はあります。最近はエントリーモデルの機種でも性能が底上げされているので、安いスマホを買っても普段使いには困りません。そこで今回は主要なスマホキャリアで1万円以下で買えるオススメスマホを紹介します(価格は全て2024年8月28日時点の税込み)。


【その他の画像】


●Y!mobileは一括1円機種が多数 オススメは「moto g64y 5G」


 まず紹介するのはY!mobileです。主要なキャリアの中でもY!mobileのお得度はトップクラスといっていいでしょう。Y!mobileはオンラインストア限定の端末割引があり、一括1円から購入できる機種も多いです。記事執筆時点では「moto g64y 5G」「OPPO A79 5G」「Libero 5G IV」「AQUOS wish3」「moto g53y 5G」、ソフトバンク認定中古品の「iPhone SE(第2世代、64GB)」が一括1円で買えます。


一括1円で買える機種と条件


・Libero 5G IV:新規契約/MNP(M/L)


・moto g64y 5G:MNP(M/L)


・OPPO A79 5G:同上


・AQUOS wish3:同上


・moto g53y 5G:同上


・ソフトバンク認定中古品のiPhone SE 第2世代(64GB):新規契約/MNP(M/L)


 個人的にオススメなのがmoto g64y 5Gです。2024年7月4日発売の新機種ながら、MNPでプランM/Lに契約なら一括1円で購入できます。MNP(プランS)でも3996円、新規契約でも9800円から購入できます。


 moto g64y 5GのプロセッサはMediaTekのDimensity 7025です。メインメモリが4GBなのは少々不安ですが、電話、メール、LINEや簡単なアプリなら快適に操作できるでしょう。5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、本体は約177gとそこまで重くありません(バニラクリームのみ約180g)。電源キー一体型の指紋認証、顔認証やおサイフケータイも搭載しています。ただし、防水はIPX2と防滴レベルなので注意してください。


 「防水があった方が安心」「もっとメジャーなブランドのスマホがいい」という人はAQUOS wish3もオススメです。moto g64y 5Gよりさらに安く、MNPでプランM/L契約なら一括1円、新規契約でもプランM/L契約なら一括10円で購入できます。割引が少ない機種変更でも一括6800円なので、Y!mobile契約者の買い替えにもオススメです。


 AQUOS wish3もエントリーモデルの機種のため、性能はそこそこですが、画面サイズは5.7型でmoto g64y 5Gより軽く、防水性能もIPX5、IPX7と高いです。大手4キャリアの主要な4G/5Gバンドを網羅しており、他社SIMでも使えるでしょう。唯一、指紋認証に非対応なので注意してください。


 Y!mobileでは後継機「AQUOS wish4」も発売中ですが、「カメラの画素数が上がった」「指紋認証にも対応した」以外はそれほど大きな進化はありません。AQUOS wish3の5.7型に対しAQUOS wish4は6.6型と画面が大型化したので、コンパクトなスマホがよい人はあえてAQUOS wish3を選ぶのもオススメです。


 その他、ワイモバイルではOPPO Reno9 AやAQUOS wish4なども1万円以下で購入できます。現在10周年大感謝祭でセールになっているため、ぜひチェックしてみてください。


●IIJmioはMNP限定のセールが充実 110円スマホも


 他社からの乗り換えならIIJmioもオススメです。IIJmioはMNP限定でお得なセールを実施しており、SIMフリースマホが格安で購入できます。


 中でも特に人気なのが一括110円で買える機種です。記事執筆時点ではいずれもエントリーモデルの「Redmi Note 10T」と「moto g24」が110円で購入できます。


 Redmi Note 10Tは2022年4月に発売の機種でやや古く、性能も低めですが、防水/防塵(じん)やおサイフケータイ、指紋認証、顔認証にも対応しています。ドコモ5Gのn79には非対応なのでIIJmioのドコモ回線で使う場合は5Gには期待できないものの、au回線で使う場合は5Gでも快適に通信できそうです。


 moto g24は2024年3月発売のモデルです。5Gやおサイフケータイは非対応ですが、指紋認証/顔認証に対応しており、メインメモリは8GB、さらに内部ストレージを利用して最大16GBまで拡張できます。


 110円ではないものの、一括4980円で買えるRedmi 12 5Gや、一括9980円のOPPO Reno7 Aもお得です。自分ならOPPO Reno7 Aを買うと思います。


 また、IIJmioにMNPすると基本料金やかけ放題のオプション料金が割引されるキャンペーンも併用できるので、さらにお得です。


●UQ mobileの特価スマホ Redmi 12 5Gとarrows We2が狙い目


 UQ mobileもオンラインショップがお得です。新規/MNPでの契約と増量オプションIIに加入して端末を購入すると「UQ mobile オンラインショップ おトク割」が適用されます。通常価格が2万2001円のRedmi 12 5Gとarrows We2は新規契約またはMNPで1万6500円の割引が適用されて一括5501円です。


 どちらもエントリーモデルの機種で、欠点のない豊富な機能が魅力です。2024年8月発売のarrows We2はIPX5/IPX8の防水はもちろん、迷惑電話防止や詐欺を狙ったメッセージに警告が出るなど、高齢者でも安心して使えます。


 Redmi 12 5Gは防水性能はIPX3と弱いものの、画面は6.8型のフルHD+で、ストレージが128GBなのもメリットです。arrows We2との差はわずかなので、好みで選んでいいでしょう。


 また、1万円はオーバーするものの、UQ mobileではRedmi Note 13 Pro 5Gが一括1万4400円から購入できます。ミドルレンジの機種でプロセッサもカメラもなかなかの性能で、ほとんどの人は満足いくでしょう。同じミドルレンジのAQUOS sense8は最安3万7800円、Xperia 10 VIやGalaxy A55 5Gは5万円以上する中、Redmi Note 13 Pro 5Gのこの価格は非常に安いです。性能にこだわる人はRedmi Note 13 Pro 5Gも検討しましょう。


●楽天モバイルの特価スマホ 1万円以下の機種は控えめ


 楽天モバイルでは過去にRakuten miniやRakuten Hand/Hand 5Gなど一括1円で買える機種が人気でしたが、現在1万円以下で買えるのはAQUOS wish3のみです。


 AQUOS wish3の通常価格は2万9700円ですが、楽天モバイルの契約とセットならキャンペーンにより2万円が割引され、一括9700円で購入できます。このキャンペーンは楽天モバイルの契約が初めてでなくても対象なので、過去に契約したことがある人や現在契約中の人も新たに楽天モバイルに契約すれば9700円で購入できます。


 また、スマホではありませんが、モバイルルーターのRakuten WiFi Pocket PlatinumはSIM契約とセットなら一括1円で購入できます。こちらも楽天モバイルの契約が初めてでなくても対象です。


●ドコモ/au/ソフトバンクで1万円以下の機種は?


 ドコモ/au/ソフトバンクでも、SIM契約とセットなら1万円以下で買える機種がいくつかあります。ただし、いずれもMNPの場合のみです。


 ドコモではAQUOS wish4とarrows We2が安いです。通常価格は一括2万2000円で、他社から乗り換えなら「5G WELCOME割」により1万6500円が割引され、一括5500円で購入できます。どちらもエントリーモデルの機種で性能差はほとんどありませんが、arrows We2の画面サイズは標準的な6.1型なのに対し、AQUOS wish4は6.6型と大きいので、まずは画面サイズで選ぶといいでしょう。


 auはUQ mobileと同じく、arrows We2とRedmi 12 5Gが通常価格2万2001円で販売中です。オンラインショップで購入する場合は「au Online Shop お得割」が適用され、新規契約/MNPなら1万6500円引きの一括5501円です。


 ソフトバンクでもRedmi 12 5Gが最安3048円で購入できます。通常価格は2万1984円ですが、MNPの人がオンラインショップで買えば「オンラインショップ割」により1万8936円が割引されます。


 なお、ドコモ/au/ソフトバンクで1万円以下で買えるスマホは、いずれもエントリーモデルの機種です。電話、メール、LINEや簡単なアプリ操作なら十分ですが、ゲームをする人、カメラにこだわる人はミドルレンジ以上の機種を買いましょう。


 ミドルレンジ以上の機種はその分価格が高くなりますが、各キャリアの残価設定型プログラムを使えば実質47円や実質24円で買える機種もあります。2年後に端末が返却が必要なものの、月々数円の負担で買えるのは非常にお得なので、毛嫌いせずに各種のプログラムの利用も検討しましょう。


 逆に、エントリーモデルの機種はプログラムを利用してもそれほど安くなりません。エントリー機種は2年以上長く使える機種が多いので、プログラムは利用せずに購入するのがオススメです。


 以上、スマホキャリアで1万円以下で買える端末の紹介でした。いずれもSIMの契約が必要なものの、1万円以下で買えるのはお得です。端末購入を検討中の人はぜひ参考にしてください。


著者プロフィール


シムラボ


 「シムラボ」は、スマホ料金や端末に関するお役立ち情報を発信する個人サイトです。Y!mobileに乗り換えたことをきっかけに格安SIMのよさに気付き、今では主要な格安SIMは全て契約してレビューしています。モットーは「自分に合うものを、より安く」。


・Twitter(現X):@simlabo_jp


・サイト:https://www.simlabo.jp/



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