前回からの続き。私(マミ)は、夫のユウイチと小1の息子コウタ、年中の娘レイとの4人家族です。共働きで2年前に新居を購入、ローンはまだ2,000万ほど残っています。そんなとき義父から呼び出され「3人目」について尋ねられました。デリケートな事柄に踏み込まれて嫌悪感しかありません。こういう態度の人に正論を言っても逆効果なので、とりあえず3人目を望んでいない件を論理的に話してみました。子育ての大変さが義父に伝わるか分からなかったため、金銭的な状況を理由にしたのです。しかし義父は「3人目を産んだらローンの残りを払ってやる」と言いだし……?
義父の失礼な発言に対し、私はユウイチに言い返してほしかったのです。それなのに、まさか義父の話に乗るとは! しかも義母まで義父の提案にノリノリです。私はとうとう堪忍袋の緒が切れました。「バッッッカじゃないの!?」
義母が慌てたようにフォローします。「マミさん、落ち着いて? お父さんはね、あなたたちを心配しているの。家のローンがあって3人目を考えられないのであれば、力になってあげようって……」しかし私の怒りはおさまりません。
ユウイチや義母は、一度言い出したらきかない義父が面倒だから、今までもこうやって話に乗るふりをして適当にかわしてきたのでしょう。けれどその義父に対する独特なルールは、親子の間だけにしてほしいものです。私はあまりに腹が立ったので、言いたいコトを一気にまくし立てて帰宅しました。
「3人目を産んだら2,000万」は、もともと3人目が欲しくて、でも経済的な理由であきらめている場合なら成り立つ交渉かもしれません。しかし私たちはそもそも3人目を望んですらいなかったのです。万が一3人目を望んでいたとしても、義父の手の上で転がされるような生活はまっぴらごめんです。今回のことは気持ち悪くて腹が立ったけれど、義実家と距離をおく理由になったと前向きに捉えて、これからも2人の子どもたちと生活していこうと思っています。
<義父の3人目催促!>会員限定エピソード:息子たちからツッコミの嵐!ぐぬぬ【後日談・母の気持ち】
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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