新ブランド「夢あじ」が鮮魚店に登場 「カイワリ×金アジ」から生まれた魚の特徴は?

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2024年12月02日 14:31  ITmedia ビジネスオンライン

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さかなドリームが新品種の「夢あじ」を販売

 東京海洋大学発の水産スタートアップ「さかなドリーム」(千葉県館山市)は12月2日、新たな品種となる「夢あじ」のテスト販売を開始した。同品種は、市場にほとんど出回ることのない「カイワリ」と千葉県南房総産の「金アジ」(海を回遊しないマアジ)を親に持つ。


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 魚需要が高まる一方、天然魚の漁獲量は減少している。さかなドリームは、品種改良技術や養殖手法を駆使し、安定的な漁獲や養殖が困難な魚の安定生産を目指している。


 今回、同社は流通量の少ないカイワリに注目。養殖技術が既に確立されている「マアジ」を片親に用いたところ、「おいしさと飼いやすさを併せ持つ品種が誕生した」(同社)という。


 夢あじは、カイワリの上品な味わいと、南房総産の金アジの脂ノリが特徴で、養殖業ならではの高い脂質含有量を評価する声が寄せられている。


 また、繁殖能力を持たないため、自然災害などで生け簀(す)から逃亡した際にも、天然のカイワリやマアジとの交配が発生せず、生態系への悪影響を防ぐことができるという。


 テスト販売は、鮮魚小売店「中島水産」の玉川店、ISP池袋ショッピングパーク店、国分寺店、上大岡店で12月2〜8日、「sakana bacca(サカナバッカ)」の中目黒店で2025年1月7〜13日で実施する。


 さかなドリームは、夢あじのブランド化を目指す。2025年には豊洲市場へ7000〜1万尾を出荷し、首都圏の寿司店や鮮魚小売店での販売を予定するとしている。



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  • >繁殖能力を持たない為、自然災害等で生け簀から逃亡した際にも天然のカイワリやマアジとの交配が発生せず生態系への悪影響を防ぐことができる�ͺ�����(��)津波にのまれた養殖マツカワは生きているだろうか…合掌
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