子どもの学費や自分たちの老後資金など、お金のことはしっかりと考えたいもの。旦那さんとも話し合って決めることもたくさんありますね。そのなかにはお小遣いも含まれるのでしょうが、金額について夫婦で意見がまとまらないことも。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『小学生の娘と保育園児の息子がいます。私はパートです。毎月の夫のお小遣い額に悩んでいます。手取りで36万円ほど稼いで、6万円をお小遣いにしています。昼食は会社で食べ、代金は給与天引きです。夫はお酒も飲みません。病院代なども別途請求です。夫がお小遣いを使うのは土日のコンビニでの買い物、月1回の散髪代です。そして貯金して30万円くらいの腕時計やブランド物を買っています。正直、無駄なお金だと思います。何にそんなにお小遣いが必要なのかわからず、また子どもたちの教育費や私たちの老後資金も貯めたいので、お小遣いを手取りの1割に下げてほしいですが、「少ないくらいだ」と怒ります。説得のしようがありません。6万円が分相応でしょうか』
手取り36万円の旦那さんのお小遣いは月に6万円。お昼代や通院費などはお小遣いから出さないので、投稿者さんとしてはお小遣いの額を減らして子どもの学費などを貯金したいようですね。旦那さんのお小遣いの金額はそれぞれの家庭によって考え方や決め方が違ってくるでしょうが、投稿者さんは多いと感じています。ほかのママたちは、月6万円のお小遣いをどう考えるのでしょうか。
月に6万円のお小遣い。多い?少ない?
6万円でも問題なし
『6万円でもいいと思う。自分で貯めて好きなもの買って何が悪い』
旦那さんが働いて収入を得ているから基本的な生活ができていると考えれば、6万円のお小遣いでも問題ないのかもしれません。もしかしたら、お小遣い6万円をキープするために仕事を頑張っている可能性もあります。また高級なものもお小遣いを貯めて買っているので、それに関して文句を言うのは筋違いという考え方もあります。
6万円は高い。いくらくらいが妥当?
『高いな。3万5千円が妥当』
『うちはお弁当だし、交通費もお茶代も別途だから月2万円で納得してくれている。手取りは33万円くらい。友達と話していても、お昼込みで月3万円が1番多いかな』
『うちは手取りから住宅ローンを引いたとこから1割にしているよ。6万円小遣いにしたいなら、手取り60万円稼いでこいって話よ』
ほかのママたちからすると、手取り36万円でお小遣いが6万円は高いと感じるようです。お昼代をお小遣いから出さないのであれば、給料の1割程度、あるいは3万円くらいが妥当なのかもしれません。もし6万円のお小遣いが欲しいならば、月に60万円ほどの稼ぎが必要ということになりますね。
話し合いにならないというけれど
『投稿者さんが諦めているから、旦那さんは調子に乗っているんでしょ。本当にどうにかしたいなら、怒っても話すしかない』
『私なら怒ろうが「話し合いに応じる気がないなら離婚しよう。子どもの将来のための貯金より自分が欲しいものを買うことを優先する人とは、この先一緒には生活できない」と言って話し合いさせるよ。それくらい強気でいかないと聞かないよ』
お小遣いの話になると旦那さんは怒ってしまうのだそう。それだけ減らされるのが嫌なのでしょうが、本当に話し合いをしたいと思うならば、投稿者さんも旦那さんに対して怒りをあらわにしてもよいのではないでしょうか。むしろ、そのくらいの感情を見せないと、旦那さんも真剣に受け止めてくれないかもしれません。今の旦那さんは、子どもや家庭の将来のお金ではなく、自分のためのお金を考えていますから、それではいけないという気付きが大切になってきそうです。
下げる必要性を訴える。明確な数字を提示してみては?
『お小遣いは価値観の問題もあるから、一般的な話をしても納得してくれなさそう。毎月の教育費、老後資金、予備費などを差し引いて、残った金額からお小遣い額を決めたらどう? 数字で示さないと納得できないでしょう』
『夫の取り分は相場より多いと思うよ。でも1度決めた金額をやっぱり多いから下げろと言っても納得しにくくない? 子どもの教育費や老後資金で何歳までにいくら貯金したいから、あなたのお小遣いを毎月いくらにしたいと伝えないと、夫も下げられる必要性や意味がわからないよ。単純に相場より多いから相場と同じに下げろなんてケンカ売っているようなもんよ』
旦那さんはお小遣いの話になると怒ってしまい、話し合いができない状況です。でもそれは「お小遣いが減らされる」ということで、旦那さんからすればはっきりとした目的が見えないからかもしれません。投稿者さんは子どもの教育費や老後資金などが必要と考えていますから、具体的な数字を示してみてはいかがでしょうか。将来のお金は旦那さんにも関係することです。計画的にお金を作っていく必要があるとわかれば、お小遣いの金額の見直しを検討してくれるかもしれません。お小遣いが減らされるのは誰にとっても嬉しい話ではありませんが、説得力を持った説明があると受け入れやすくなりそうです。
文・こもも 編集・みやび イラスト・神谷もち
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