12日朝、東京・足立区の京成電鉄・千住大橋駅の高架から重さおよそ1.5トンの鉄骨が落下しました。
警視庁によりますと、12日午前8時45分ごろ、京成電鉄・千住大橋駅の高架から車の高さ制限を示す鉄骨が、道路をふさぐように落下しました。落下した鉄骨は重さおよそ1.5トン、長さ11メートルで、けが人はいませんでした。
近くにいた人
「とにかくびっくりしました。『ドン』というか『ガン』というか、すごい音でしたね。人身(事故)じゃなくてよかった」
高架を管理する京成電鉄によりますと、落下した鉄骨は1977年に京成電鉄が設置したもので、これまで2年に1回、目視による点検を行ってきました。直近の点検は去年6月で、その際には異常はなかったということです。
今回の事故を受け、京成電鉄は同様の施設28か所の緊急点検を行ったということで、「異常がないことを確認した」と発表しています。
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警視庁は経年劣化で鉄骨が落下した可能性もあるとみて調べていますが、京成電鉄は「原因は調査中」としています。