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今日6日の朝も冷え込みが強まり、最低気温は東京都心でマイナス0.6℃と今季一番の冷え込みとなりました。日中も全国的に厳しい寒さが続くでしょう。関東から九州も最高気温は10℃に届かない所が多くなりそうです。
●今日6日 東京都心で今季一番の冷え込み
今日6日の朝は、強い寒気の影響で冷え込みが強まりました。
冬日(最低気温0℃未満)地点は770地点と全国のアメダスの8割以上で冬日となりました。
最低気温は前橋市でマイナス2.9℃、東京都心でマイナス0.6℃、京都市でマイナス2.7℃、岡山市でマイナス5.0℃、徳島市でマイナス2.4℃と今季一番の冷え込みとなりました。横浜市でマイナス0.6℃と今季初めて冬日になりました。
※気温の値は全て8時40分までの速報値
●今日6日 日中も厳しい寒さ
今日6日の日中も厳しい寒さが続きます。
最高気温は、札幌市では2℃と昨日5日と同じくらいでしょう。平年よりは高いものの、冷たい風が吹き、体感温度は低くなりそうです。仙台市や新潟市、金沢市は3℃と平年を下回る厳しい寒さが続く見込みです。
東京都心は9℃と真冬並みの寒さが続くでしょう。名古屋市は7℃、大阪市や福岡市は6℃、広島市は5℃と、平年より3℃から5℃くらい低く、日中も震えるような寒さとなりそうです。ダウンジャケットにマフラーや手袋なども使って、万全な寒さ対策をなさってください。
夜間は再び氷点下の冷え込みとなり、路面が凍結する所もあるでしょう。車の運転はご注意ください。
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●路面の凍結 特に注意すべき所は
雪や雨が降って濡れた路面は、気温が下がると、凍結してしまいます。中でも、路面の凍結に注意が必要なのは、次の4か所です。
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。
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