13日 北日本で警報級の大雪や暴風雪 交通機関の乱れなど警戒

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2025年02月13日 05:54  日本気象協会

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日本気象協会

13日 北日本で警報級の大雪や暴風雪 交通機関の乱れなど警戒

今日13日は冬型の気圧配置が強まるため、北日本を中心に冬の嵐となりそうです。日本海側を中心に警報級の大雪や暴風雪となる所があるでしょう。東北では太平洋側でも猛吹雪となる恐れがあります。交通機関の乱れなどに警戒が必要です。



●東北に「暴風雪警報」発表中 北海道や新潟も雪や風が強まる


今日13日は、低気圧が北日本の東の海上で発達して、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込みです。北日本を中心に雪や風が強まり、荒れた天気となるでしょう。特に東北では日本海側だけでなく、太平洋側でも猛吹雪となる恐れがあります。

午前5時現在、秋田県、岩手県、山形県、宮城県には「暴風雪警報」の発表されている所があり、福島県と新潟県の一部には「暴風警報」が発表されています。

また、今日は北海道の渡島・桧山地方でも暴風雪警報が発表される可能性があり、青森県は大雪警報の発表が発表される可能性があります。

今日予想される最大瞬間風速は東北で30メートル、明日14日午前6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で、東北の日本海側の山沿いで40センチ、日本海側の平地で30センチとなっています。

大雪や猛吹雪による交通機関の乱れなどに警戒してください。雪崩や落雪による事故も相次いでいます。車で峠道を走る際や、除雪をする際などは周囲の状況をしっかりご確認ください。


●関東〜九州 晴れても厳しい寒さ


今日13日は関東〜九州は晴れる所が多いですが、気温は低く、厳しい寒さとなるでしょう。

予想最高気温は、鹿児島市で11℃、福岡市で8℃など、九州は昨日12日よりも大幅に低くなる見込みです。広島市や名古屋市は9℃、大阪市は8℃など10℃に届かないでしょう。各地で冷たい北風も吹くため、体感温度はさらに下がりそうです。

東京都心は13℃と3月並みですが、寒気が流れ込む昼頃からは北風が強まり、気温が急降下しそうです。朝よりも帰宅の頃の方が寒くなるかもしれません。ダウンコートやマフラーなどでしっかり防寒してください。


●大雪や吹雪に伴うリスク 停電や水道管凍結なども注意


大雪や吹雪、低温が予想される際、以下のようなリスクがあります。

(1)停電
倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります。停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

(2)水道凍結
最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります。事前に、水道管の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外でむき出しになっている水道管やメーターは、発泡スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

(3)商品の品薄
交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります。事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。



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  • 夜中と朝方に弱い地震→どしゃ降り→吹雪→暴風+晴れ→吹雪+晴れ←今ここ@仙台市北部
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