春休み、卒業旅行、GW…「地球の歩き方」前編集長・宮田崇がおすすめする“今年中に行くべき場所”とは?

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2025年02月15日 21:00  TOKYO FM +

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春休み、卒業旅行、GW…「地球の歩き方」前編集長・宮田崇がおすすめする“今年中に行くべき場所”とは?
放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」(毎週日曜15:00〜15:50)。今回の放送は、旅行ガイドブック「地球の歩き方」前編集長の宮田崇(みやた・たかし)さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)パーソナリティの小山薫堂、宮田崇さん、宇賀なつみ



◆旅のバイブル「地球の歩き方」を深掘り

2001年の入社以降、ずっと「地球の歩き方」に携わり、叩き上げで7代目編集長をつとめた宮田さん。旅行のバイブルとして知られる「地球の歩き方」が創刊したのは、1979年9月。宮田さんによると、最初はアメリカとヨーロッパを周遊する内容で2冊からのスタートだったものの、いまでは海外およそ160の国と地域の約120タイトル、さらには国内のタイトルも発行しています。

小山から「“(次は)ここを出そう”というのは、編集会議で決めてきたんですか?」との質問に、宮田さんは「結構分かりやすくてですね、『直行便が飛ぶ!』というニュースが入ってくるタイミングで……やはり直行便は強いんですよね。海外の方は経由便でも『全然気にならない』とか言うんですけど、日本人は特に直行便がすごく好きみたいです」と答えます。

これまで出版してきた数ある国や地域のなかでも、一番の売れ筋は「ハワイ」。直行便の増減やトレンドによって人気の影響はあるとはいえ、「ハワイは本当に強くて、弊社だけじゃなくてどのガイドブックも(ハワイが)一番売れていると思います」と言います。

ちなみに、この年末年始にペルーやボリビアなど南米を旅行してきたという宇賀。その際、同書を手にしていたと言い、「やっぱり『地球の歩き方』が一番詳しいし、歴史とか文化までちゃんと書いてあるからお勉強して行けるのが楽しいんですよね」と実感を語ります。

そんな「地球の歩き方」7代目編集長として指揮を執っていた宮田さんが、当時の仕事ぶりについて言及。

「本それぞれにはプロデューサーという担当がいて、プロデューサーが本の方針を1冊1冊決めているんです。ただ、全体の方針を出すときに、例えば、コロナが収束しそうだというときに、海外の物価がものすごく上がっているという現実があると。じゃあ、全体の方針として『10ドル以下で楽しめるスーパーマーケット、定食屋を必ず入れてください』と。そうすると、すべてのガイドブックに同じテーマのものが実は載っているんです。そういう方向性を決めたり、あとは本のラインナップのなかで、『ベトナムが盛り上がってきているから、ダナン・ホイアンだけで1冊作る準備をしてくれますか』とか、そういう全体のマーケットを見ながら方針を打ち出していきます」と話します。

宇賀が「これから春休み、卒業旅行、あとゴールデンウィークと旅行シーズンが続くわけですけれども、今年おすすめの場所はどこかありますか?」と質問を投げかけると、宮田さんが挙げたのは、スペイン・バルセロナの有名観光スポットである「サグラダ・ファミリア」。

というのも、長きにわたり工事が続いていますが、2026年に遂に完成を迎える見込みで、「完成する前のサグラダ・ファミリアを見てほしいです。完成してからも見に行くことはできますけど、完成前ってもう2度と見ることができないじゃないですか」とその理由について触れたうえで、あらためて「人生で1回行くかどうかの場所になると思いますけど、サグラダ・ファミリアには行ってほしいですね」とおすすめしていました。

<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00〜15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/

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このニュースに関するつぶやき

  • 2026年にサグラダ・ファミリアが出来上がる? 20年位前には床にレンガが山積みで、私が生きてるうちに出来上がるとは思えなかったが…見てみたいもの。
    • イイネ!5
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