最終節に出場したセルティックのメンバー[写真]=Getty Images スコティッシュ・プレミアシップの最終節が17日に行われ、セルティックはセント・ミレンと対戦した。
第34節でダンディー・ユナイテッドに勝利を収めたセルティックは、すでにスコティッシュ・プレミアシップ優勝を決めており、リーグ制覇3連覇を達成している。リーグ優勝決定後は、宿敵レンジャーズと引き分けると、その後の2試合では快勝を収めている。
5月24日に開催されるスコティッシュカップ決勝に向けて弾みを付けたいセルティックは、最終節で日本代表FW前田大然が先発出場。一方、旗手怜央は負傷の影響で欠場した。
前半、ボールを支配したセルティックだったが、得点を奪うことはできずスコアレスで試合を折り返す。するとアウェイのセント・ミレンが先制点を挙げる。51分にFKのこぼれ球をジョナ・アユンガがペナルティエリア内で拾うと、トラップして左足でシュート。GKキャスパー・シュマイケルの脇を抜け、ネットを揺らした。
その後、前田大然は72分にジョニー・ケニーとの交代を告げられ、ピッチを後にする。試合開始前の時点で、得点ランキング2位につけていた前田は、惜しくもこの試合でゴールを挙げることはできず、得点王獲得とはならなかった。
ホームでの敗戦を避けたいセルティックは、後半アディショナルタイムに同点に追いつく。敵陣ペナルティエリア内でパスカットをすると、途中投入されたジェームズ・フォレストへとつなぐ。ボールを受けたジェームズ・フォレストは迷いなくシュートを打つとニアサイドを抜いた。
そのまま試合は1−1で終了。セルティックは24日にスコティッシュカップ決勝でアバディーンと対戦する。
【スコア】
セルティック 1−1 セント・ミレン
【得点者】
0−1 51分 ジョナ・アユンガ(セント・ミレン)
1−1 90分+4分 ジェームズ・フォレスト(セルティック)