疲労感が取れないときにぜひ食べたい! 美味&若々しくなるおにぎり2つ

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2025年05月23日 12:00  つやプラ

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梅雨の時期は、体のだるさや疲れがとれないときが多いですよね。

そんなときにおすすめなのが、手軽にエネルギー補給ができる“おにぎり”です。

管理栄養士の筆者が、疲労感がとれるうえに、若返り効果も期待できる、おにぎりレシピをご紹介します。

■梅雨で体がだるい&疲れる! 摂るべき栄養素とは?

梅雨は、大気が低気圧になることから副交感神経が優位になり、体のだるさや疲れを感じやすくなることが多いといわれています。

真夏のような暑さになったり逆に急に冷えこんだりと、急激な気温変化によって自律神経が乱れることも不調が起こる原因です。

また、雨が降り続ける梅雨時はいつも湿度が高いため、汗をかきにくくなります。

汗をかかないと体の水分代謝がうまく作用しなくなり体が浮腫むなどし、だるさ・疲れを招く原因になるのです。

だるさや疲労感には「ビタミンB1」を摂取しましょう。

ビタミンB1は、糖質の代謝をサポートする働きがあるため、摂取した糖質を効率よくエネルギーに変換でき、だるさや疲れがとれやすくなります。

また、梅雨のダルさで疲れてしまうと、老けて見えることがあります。

さらに、梅雨で天候が悪くても紫外線は届くため、梅雨時には肌老化の対策もあわせて行うのがおすすめです。

老化対策には「抗酸化物質」を意識して摂取しましょう。

抗酸化物質は、老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあるため、積極的な摂取によっていつまでも若々しい肌・体を維持することができます。

■疲労回復&若返りも◎おすすめおにぎりレシピ2選

疲労回復と若返り、両方の効果が得られるおにぎりレシピを、2つご紹介します。

(1)くるみと鮭のおにぎり

材料(2人分)

温かいご飯 茶碗2杯分

鮭 1尾

くるみ 5〜6粒

ごま 大さじ2

塩 少々

昆布茶 少々

作り方

(1)くるみはフライパンで炒っておきます。鮭は焼いて、身をほぐしておきます。

(2)ボウルにご飯とごま、(1)のくるみ・鮭を入れて混ぜます。

(3)塩と昆布茶を加え、味を整えます。

(4)おにぎりの形に握ったら完成です。

ポイント

くるみには、抗酸化作用がある「ビタミンE」や疲労回復効果がある「ビタミンB1」も含まれています。

また、鮭には「アスタキサンチン」という抗酸化作用がある成分が含まれているため、くるみ×鮭の組み合わせは疲労回復&老化対策に最適だといえますね。

生鮭の代わりに鮭フレークを使うと、さらに手軽に作れますよ。

(2)小松菜とコーンのチーズおにぎり

材料(2人分)

温かいご飯 茶碗2杯分

小松菜 2束

コーン缶 大さじ2

チーズ(ベビーチーズor 6Pチーズ) 30g(2個程度)

しょうゆ 小さじ1

作り方

(1)小松菜は粗めのみじん切りにカットしておきます。チーズは5ミリ角にカットしてください。

(2)フライパンを熱して油をしき(分量外:大さじ1程度)、コーンと、(1)の小松菜を入れて炒めます。小松菜がしんなりしたら、火を止めてください。

(3)ボウルにご飯と、(2)の具材、(1)のチーズ、醤油を加えて全体を混ぜます。

(4)おにぎりの形に握ったら完成です。

ポイント

小松菜には、抗酸化作用がある「β-カロテン」や「ビタミンC」が含まれており、老化予防に非常に役立ちます。

ビタミンCにはシミを防ぐ働きもあるため、肌老化だけではなく、美白効果も期待できますよ。

また、コーン缶には「ビタミンB1」が含まれており、手軽に疲労回復ができます。

小松菜とコーン缶は味の相性もバツグンですし、チーズのタンパク質も摂取できるため、疲れたときのスタミナUPにおすすめです。

おにぎりは、お米のエネルギーを摂取でき、具材を工夫することでさらに疲労回復や老化予防の効果を得られる優秀なメニューです。持ち運びできる点も嬉しいポイント。今回ご紹介したレシピは、タンパク質がしっかり摂取できるため満足感もたっぷりです。梅雨時の疲れを感じたり、老化予防に注力したいと思ったりしたら、ぜひ作ってみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井尚美)

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