衆院財務金融委員会でガソリン税の暫定税率廃止法案が審議入りし、趣旨説明する立憲民主党の重徳和彦政調会長(中央奥)=19日午前、国会内 立憲民主党、日本維新の会、国民民主党など野党7党が提出したガソリン税の暫定税率廃止法案は19日の衆院財務金融委員会で、趣旨説明が行われ、審議入りした。同委員会は20日に質疑を行い、実質審議に入る。
今国会の会期末が22日に迫る中、野党は参院選に向け、ガソリン減税に取り組む姿勢をアピールしたい考えだ。
19日の同委員会で、立民の重徳和彦政調会長は、「現下の緊迫する中東情勢も踏まえれば、今後ガソリン価格がさらに高騰する恐れもある」と指摘。「与党は通常国会をやり過ごそうとしていることに強い危機感を抱いた」と強調した。