
当時、とても心配だったのを今でも覚えています。しかし、ショウマは保育園のときから「仮病」と思われる体調不良が多く、たびたび職場に電話がかかってきました。


学童から体調不良の連絡を受けて、あわてて駆けつけると仮病ということがたびたびあり困りました。私の有給はどんどんなくなります。学童に入れて急なお迎えが増えるよりも、自宅で過ごしてもらったほうがいいと思ったのです。

幸い、ショウマとリクトは仲がよいです。今では「きょうだいで自宅にいる」ことがわが家のスタイルになりました。

子どもたちはずいぶん自由に過ごすようになったようです。GPSを持たせているので仕事中にも確認しますが、ほぼ自宅にはいない様子。ただGPSで確認したとしても、どこのお宅にお邪魔しているのかまではわかりません。
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カチンときました。ゲームを買ってあげたら解決するとは思えません。学校から帰宅して私が帰るまでのあいだ、ずっとゲームをやり続けるでしょう。
子どもたちがどこの家にお邪魔しているのか把握していないのでお礼を言えていないことも多いのです。地域で浮いてきているのを感じますが、生活のため、ふたりの将来のためには働かなくてはなりません。

私だって親です。子どもたちの安全が気になりますし、地域の目も気にしています。
しかし、「じゃあどうすればよいのか」と考えるといい案が浮かばないのです。
「仕事が忙しい」「家のことでいっぱいいっぱい」というのは私の事情で、ほかの家庭には関係ないのもわかっているつもりです。
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「助けて」と言いたいのですが誰に言えばいいのか。
もうわからなくなってしまいました。
【後編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・もえこ 作画・魚師 編集・横内みか
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