ママスタ
みなさんは義両親との同居を考えたことはありますか? ひょっとしたら今まさに、実際に同居をしている方もいるかもしれませんね。同居はお互いにメリットもありますが、思わぬデメリットが生まれることもあるでしょう。今回の投稿者さんは、同居をするべきかどうかを考えているようです。
『義母と完全同居を考えています』
旦那さんから義母との同居をもちかけられた投稿者さん。家自体はかなり広いのでスペースの問題はありません。しかし完全同居をするとなると、水回りや玄関すべて一緒になる予定です。ご飯作りは投稿者さんのパートに合わせて、義母とローテーションを組むのだそう。ただしお互いにご飯に文句をつけるのはルール違反。義母はポジティブかつ社交的な人で、友だちとレジャーへ出かけることもしばしば。投稿者さん夫婦のお出かけには口出しもしないし、付いても行かないと言っているそうです。投稿者さんは「みなさんはこの条件なら同居しますか?」とママたちに質問を投げかけました。
同居は無理!やめておいたほうがいいよ
『無理。洗濯もお風呂も一緒でしょ? 水回りを使いたいときとか、お客さんを呼びたいときとかも自由にはできないよね。食事を誰がいつ作る、作らないとか、決めてもルールを破られるかもしれないし。食事だって一緒にとるんでしょ? 無理。常に視界に入ってくるのが無理』
『すごくいい人で、まったく干渉してこないような人だとしても、上司と一緒に暮らしたい? それと同じ感覚だと思うよ』
『今は元気だから、義母も友だちと出かけたり楽しく過ごしてるんだろうね。だけどそのうち体が動かなくなって外に出なくなったら、ずっと家にいるんだよ? 絶対無理だわ』
「絶対に無理!」と強く反発したママたち。生活空間を共有することへの抵抗感、遠慮する必要がある相手と暮らすストレス、将来の生活の変化などが懸念としてあげられているようです。夫婦ももともとは他人ではありますが、一緒に暮らせたりお互いの気持ちをすり合わせられたりするのは、そこに愛情があるからこそ。義母と一緒に暮らすとなると、相当な覚悟が必要となるのかもしれませんね。
すべてがうまくいってる同居の話って、聞いたことないかも
『同居でうまくいった例を周りで見たことがないよ。「ケンカはしたことがないけど同居解消」ってパターンは幾度か聞いたことがあるけど。長く同居するなら、言いたいこと言い合ってケンカしながらやっていくほうがいいのかもね』
『義親と関係が良好そうな完全同居のママ友が「問題はいろいろあるのよ」って言ってた。うまくいってそうだと思ってたから深かったわ〜』
「周りを見渡しても"同居がうまくいっている"という例はごく稀だ」との声もあがりました。特に「ケンカはしたことがないけれど同居解消」というパターンは、むしろ関係が良好に見えていたからこそ内側に不満が溜まって最終的に大爆発……なんてケースが多いのかもしれません。言いたいことを言い合って衝突しながらも関係性を構築していくほうが、かえって長く同居生活を続けられる可能性もあるのでしょう。
同居してたけど、結局解消したよ
実際に義両親と同居をしていたけれど、うまくいかずに結局解消してしまったと話すママたちも現れました。
『義両親と同居してた。旦那とケンカが増えて、内容は義母のことばかり。うちの旦那も同居前には「母さんは優しいし、小さなことは気にいない」と言ってた。でも実際は陰口を言われるし、不潔で家の中の片付けは一切しない人。自分が汚したのも絶対に綺麗にしない。トイレを詰まらせても知らんぷり。嫌な思いをたくさんしたよ』
『うちは料理上手な義母だったけど、私の料理の評価をされて嫌だった。出汁がちゃんと取れてない、なんて毎回言われたよ。家族がご飯を残すと「味が濃いから」と言われて、反省を言わされた。その度に舌打ちされてストレスで体を壊した』
『同居してたけど無理でした。お互いに不満が溜まって爆発しました。今ではお互いに行き来すらないです』
同居での問題と聞くと、どうしても「嫁vs義母」という構図を思い浮かべがちではないでしょうか。しかし同居が始まってから夫婦ケンカが増えた、という経験談は決して少なくないようです。その喧嘩の内容が、ほとんど義母や同居そのもののことばかりになるというケースも。同居前は「母は優しいから大丈夫」なんて気楽に構えていた旦那さんも、いざ同居生活が始まると自分の親の意外な側面に気づいたり、妻の苦しみに鈍感だったりすることがあるのかもしれませんね。義母から陰口を言われたり、衛生観念が合わなかったり、食事にケチをつけられたり……こんなことが起こったら、一緒に暮らすうえで非常に大きなストレスとなるでしょう。
義両親との完全同居を真剣に考えているのであれば、まずは旦那さんと徹底的に話し合うことが不可欠です。また生活空間のルールや家事分担、金銭面やプライベートな時間の確保など、「もしも」の事態を想定してルールを決めておくことで大きなトラブルを避けられるかもしれませんね。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・よし田
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