
人材不足とスキル不足が常態化している中、現状に不満を感じた従業員が簡単に退職を選択するという事実が、巨額の損失の一因になっている。退職する人材の補充に費用が掛かるのは当然のことだ。
調査会社Gartnerのバイスプレジデントアナリストであるジョン・コストウラス氏によると、従業員が退職する理由の上位は以下の通りだ。
・報酬への不満
・尊重されていないと感じる
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・上司に不満がある
●離職率の上昇を食い止めるには
離職率が上昇する要因は企業ごとに異なる。大企業ならば拠点の所在地域によっても異なる。IT部門の責任者は、離職率の問題を解決するのに役立つITツールを調べる前に、離職の原因を突き止めることが重要だ。コストウラス氏は以下の取り組みが基本であり、最も重要な手順だと強調する。
・解決のためのITツールを検討する前に、答えを見つける必要のある疑問と、解決すべき問題点を明確にする
・自部門で離職率が上昇する要因のトップ3やトップ5を確認する
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人事ソフトウェアベンダーMHRで最高デリバリー責任者を務めるイアン・モファット氏は、ツールではなく、結果を重視することが重要だと指摘する。「不適切な人材を採用しているのであれば、『1日100人が簡単に応募してくるポータルサイト』を求めるのではなく、『どのような人材が採用に適しているか』を理解する必要がある」(同氏)
