
マッチングアプリ(マチアプ)とは、条件や趣味が合う相手を探し、メッセージのやり取りを通じて出会うサービスのことです。出会いの形が多様化した今、マッチングアプリは特別なものではなくなりつつあるのかもしれません。しかし一方で、「アプリで出会った相手をどこまで信じていいのか」と不安を感じるママもいるようです。
『マチアプでつき合って結婚しても不安なのだけれど。またマチアプやるのではないかって』こうした不安は、珍しくはないのかもしれません。便利な出会いの手段である一方で、「簡単に出会える=簡単に別れるのではないか」という疑念もつきまとうのでしょう。
マチアプで不安?相手にとっても条件は同じ
マチアプの出会い方だからこそ生まれる不安は、夫婦共にあるかもしれません。
『それで知り合ったのはお互い様だよね』たしかに、マッチングアプリで出会ったのであれば、相手だけでなく自分も同じ条件に立っているのでしょう。一方で、現実的な不安を感じる声もあります。
『職場の若い女の子がマチアプ経由で結婚して子ども産んだのに2年で離婚。理由は、旦那が結婚してもマチアプをやめてなかったから』家事や育児、喧嘩などで家庭に不満を感じたときの「逃げ場」としてアプリを残していたそう。
『わかる。結婚後もやりそう。私は合コンへ行く男性も苦手。結婚した後も合コンに行きそう』
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マチアプに嫌悪感がある既婚者たち
そもそもマッチングアプリという仕組みに、なじめないという声もありました。
『マチアプが出る前に結婚できてよかった』
『なんとなく苦手意識がある。今時の若者的には普通なのかもしれないけれど』世代や価値観によっては、「顔が見えない出会い」や「効率的すぎる出会い」に抵抗を感じるママもいるようです。また、関係性の深さを懸念する声もありました。
『簡単な出会いは別れも簡単』
『関係性が希薄なつき合いは苦手』
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マチアプで広がる出会い
こうした不安や違和感の声がある一方で、すべてのケースがうまくいかないわけではありません。むしろ、出会い方に関係なく信頼関係を築いている人たちもいるのではないでしょうか。
『マチアプ以外で知り合うって大学や職場かな。狭い世界で選ぶよりいい』
『今は普通につかうもの』学校や職場といった限られたコミュニティだけでは出会えない人とつながれる点は、大きな魅力かもしれません。
希薄な関係になるかどうかというのも、結局はツールではなくつかう人次第だという見方もあります。出会いの選択肢が増えたこと自体は、人々にとってプラスに働いているのかもしれません。
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マチアプは出会いの機会のひとつにすぎない
ママたちの声を整理すると、不安の背景には「出会いが簡単であることへの心配」と「選択肢が多い時代ならではの迷い」があるようです。一方で、出会い方に関係なく長く続く関係も存在しているようです。つまり問題は手段ではなく、信頼の築き方にあると言えるでしょう。
『私は街コンで知り合って11年、結婚して今年で10年。当時はブラックな職場であらゆることに自信なし子ちゃんになっていたのを救ってくれたのが旦那だから本当に感謝している。相手への思いやりや配慮、感謝の気持ちを忘れずにいれば、どんな出会い方でも関係ないと思うよ』
『こんど結婚する会社の30代、出会いはマチアプだって。話を聞く限りその人に合いそうだよ。本人たちがしっかりしていれば知り合い方はそこまで関係ないかな、と思う』
『ネットで知り合うなんて大丈夫かなと思っていたけれど、中身を吟味して、相性をきちんと確認して経済感覚がきちんと合っているかどうかも確認したうえで結婚した人は、普通に長続きしているみたいだよ』マッチングアプリはあくまで出会いの機会のひとつにすぎません。実際にマチアプをつかい、つき合って結婚までいたった「成功例」をもつ旦那さんに、不安を感じるのは自然なことかもしれません。ですが、その先にある関係をどう築くかは自分たち次第です。だからこそ、「出会い方」ではなく「向き合い方」に目を向けることが、安心につながるのかもしれません。どんな形で出会ったとしても、日々の積み重ねが信頼を育てていきます。相手を思いやる姿勢こそが、長く続く関係を支えていくのでしょう。
文・岡さきの 編集・みやび イラスト・べるこ

