

リョウが「相手が望んでいる」と思い込んでいたことが、実際には一方的な押しつけだったことがはっきりした瞬間でした。
リョウは顔を真っ赤にし、汗をにじませながら動揺を隠せない様子でした。
クミコさんは電話の最後に、当日のお昼に合流して食事でもしようと明るく提案してくれました。リョウは自分の思い込みが原因で家族を巻き込み、さらにクミコさんにも余計な負担をかけていたことに、ようやく気づき始めたようでした。
リョウがクミコさんに電話をすると、クミコさんは初めから「ホテルに泊まる」と話していたことが判明しました。なんとリョウが勝手に「ゲストルーム感覚で来てくれ」と見栄を張り、強引に誘っていただけだったのだそう。リョウの空回りぶりに、私は怒りを通り越して脱力。「頼れる兄」を演じ、家族を振り回したリョウは、完全に沈黙しています。こうしてわが家の「戦場化」は、ようやく回避されたのでした。
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